3200年前の縄文時代、空気を感じる。
キウス周堤墓群の特徴
縄文時代後期の大規模な集団墓が北海道千歳市に現存しています。
世界遺産北海道・北東北の縄文遺跡群に含まれる最北端の史跡です。
千歳東インターチェンジすぐ、無料駐車場目の前でアクセス良好です。
確かにこの形の周堤墓群ははじめて見た。北海道にはいくつかあるらしい。北東北にいくつかある、いわゆるストーンサークルは石を円形に配して「特別な空間」を作り上げた。こちらは石を配するのではなく、地面を掘って周囲を盛り土し円形にすることで「特別な空間」を作り上げたか。円形の中にはお墓があることが確認されている。住居跡は300メートルくらい離れたところに。(ただし本周堤墓との結びつきがオーソライズされている訳ではないとのこと。)人骨はなし、貝塚も近くでは確認されていない。周堤墓内の発掘調査もわずか2パーセント。現状わからないことだらけだが、世界遺産になったことを契機にさらに大きく調査が進むことを大いに期待する。
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する最北端の遺跡で縄文時代後期の一時期に北海道で出現する共同墓地(祭祀場)跡です。他の地域との交流が盛んだったと思われる海岸近くでは鷲ノ木遺跡のような巨大環状列石が当遺跡以前から北海道では築かれていたりしますが石から方形周溝墓のように地面を掘って出た土を盛る独自の工法へと変化したようにも見えました。周堤はC形で出入り口が設けて有りそこへ繋がる墓道も発掘されています。幾つかのグループに別れていて周堤部が共有(重複)しており新しいほど大きくなっていました。見学した外径約80 〜50m規模の周堤は高さはないですが古墳時代の群集墳とは比較ならないスケール感が有りました。近くの千歳市埋蔵文化財センターがガイダンス施設です。少し遠いですが江別市の「北海道埋蔵文化財センター」には沢山の出土品や周辺遺跡を含めたジオラマが展示されているのでオススメです。
縄文時代の空気感をどこか感じられた気がします♪
千歳東インターチェンジ料金所を出て道央国道337号線を左折したら1分で到着。砂利敷の無料駐車場から入場見学しましたが、国道の歩道から見たほうが周堤墓が実感できます。現地で、無料ガイドもあります。
世界文化遺産、国指定史跡です。森の中にある周堤墓群です。整備された気持ちのいい森の中にあります。お願いしたらガイドの方が案内してくれます。とても楽しいのでぜひお願いしてみてください。広い駐車場があります。
世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群無料駐車場の目の前から世界遺産を巡れます。周堤として丸く円になっているのが近くで見れます。写真だと伝わりづらいですが、目の前に行くとよく分かります。円になっている墳墓になります。
2022年10月12日早朝に久々に再訪しました。国道337号線沿い、千歳東インターチェンジの近くになります。周堤墓は、芦別市、恵庭市、千歳市、苫小牧市等に分布している縄文時代後期後葉(紀元前1200年頃)に作られた集団墓です。直径が50mを超える大規模なものもあります。縄文時代晩期になると全くといっていいほど作られなくなります。埋葬に関して文化的な一大変化が有ったのか、とても不思議です。副葬品として、土器、石器、土偶、石皿、石棒などが出土しています。また、墓碑のような石柱も見付かっています。周堤が、一部重複して連結した所があり、構築された順番が、だいたい分かります。南側グループは、12号→5号→2号、中央グループ11号→4号→1号、3号→1号、北側グループ14号→6号です。周堤墓を作るに至った理由については、諸説あります。ストーンサークルからの継承を唱えている方もおられますが、未だに不明という状況です。2019年に国の史跡に指定され、2021年に世界遺産に登録されました。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録おめでとうございます。今のうちに❓見ておこうと思い訪問。まだ認知度は低いのか人もいないので、ゆっくりと縄文時代の遺跡を見て回りました。他の縄文遺跡群と違い、何かがあるとゆうわけではありませんが楽しめました。場所は、うっかりすると通り過ぎてしまう感じなのでナビを頼りに行くと良いかと思います。駐車場は広かったです。
観光ガイドさんやガイド小屋もあり頑張ってる感じはありました。展望台的なものの高さがもう少しあればよく見えたとおもいます。今後に期待。
名前 |
キウス周堤墓群 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0123-24-4210 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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ここは簡単に言うと縄文時代の大きなお墓の集まりだそうです。世界遺産の一部です✨夏は虫よけスプレーを用意しましょう。忘れたらガイドさんにお願いしましょう。現場を知ることは大切ですね。