趣きある桃山時代の薬師堂。
薬師堂の特徴
桃山時代の建物を推定される、この薬師堂は素朴で品のある趣があります。
薪葺き屋根を持つ木造の小仏堂が、東側の大杉の傍にひっそりと佇んでいます。
こじんまりとしたかわいらしいお堂で、訪れる客に穏やかな雰囲気を提供しています。
観音堂の階段は右手にありますが、其所の少し斜め左奥にあります。
なんともこじんまりとしてかわいらしいお堂です。草庵の茶室みたいで、ひと目で気に入ってしまいました。内部は天井がなく、屋根を支える垂木などの構造が丸見え。棟も個人的に今まであまり見たことがない装飾で、屋根に似合わずどっしりとした大きさです。そのアンバランスさがまた、頭の大きい子供みたいでかわいらしいですね。安置されている薬師如来立像は、地方仏師作とおぼしき胴長で柔和な表情。お堂ともどもほのぼのとした印象です。
木造・寄棟作り・茅葺の趣ある小仏堂で、桃山時代の建物と推定されています。
塩船観音寺の薬師堂は建築年代は不詳との事ですが素朴で味わいのあるお堂です。(青梅市の文化財指定)ぼけ封じの薬師様として信仰されているみたいです。
趣きのある薬師堂です。
2019/2/23拝受 藁葺き屋根の渋い薬師堂。市指定有形文化財。ぼけ封じ薬師如来像を安置している!
大杉があって水屋のある広い場所にひっそりと薬師堂はありました。旧鐘楼、山門と同じように茅葺き屋根です。ぼけ封じ薬師如来の赤いのぼりがとても目立ち、私も早くボケて人に迷惑をかけないようにとお願いして来ました。青梅市の有形文化財で、桃山時代の建築と推定されるそうです。
薬師堂 - 昭和43年(1968年)指定。
名前 |
薬師堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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木造寄棟造で屋根は茅葺き一重・桁行三間・梁間三間の小堂です、堂内の天井に板張りはなく屋根下地が直接見える素朴で簡素な建物です。安置されている御本尊の薬師如来立像は平安時代後期の作と推定されます、榧材の一木造りの細身のお姿で像高百七十センチメートルの観音寺で最古の仏像です。古来より中風除け・呆け封じに御利益ありと伝わり信仰される薬師如来像です。