歴史を感じるアプトの道。
碓氷峠鎮魂碑(群馬県安中市松井田町)の特徴
招魂碑は横軽開通に関わる500人の霊を祀るために建てられています。
碓氷アブト式鉄道の歴史を感じられる貴重な史跡です。
駅やトンネル、橋梁の歴史を知りながらアプトの道を散策できます。
碓氷線の工事にかかわるといわれている鹿島組の招魂碑です。この碑には『鹿島組 招魂碑 龍集明治二十五年春三月二日 兵庫県加古郡草谷村 魚住八十松 外五百名 明業舎 願人 魚住政吉』と刻まれています。合掌。
紅葉をバックにEF63。
この地に明治十八年より碓氷アブト式鉄道の建設が開始され、当時の富国強兵の国是により太平洋と日本海を結ぶ鉄道として距離十一・二K、二十六のトンネル、十八の橋梁、高低差五百五十三米の碓氷線が一年九ヶ月の短期間で開通しました。 当時の技術を考える時、おそらく人海戦術であったろうと想像されます。 この難工事に全国各地より工事人夫が集められ、多数の犠牲者があったと言われています。 その慰霊の為、鹿島組の招魂碑が建設されたものと推測されます。(解説掲示版より)
名前 |
碓氷峠鎮魂碑(群馬県安中市松井田町) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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ひっそりと建つ招魂碑横軽開通のために500人が亡くなったという…永く横軽を見守ってきたが廃線後はアプトの道を歩く人々を見守っている…アプトの道を歩く時は是非訪れて手を合わせていただきたい…