都内で楽しむ貴重な庚申塔群!
小台七庚申の特徴
七庚申では貴重な庚申塔郡を見学できます。
荒川開削時に移設された庚申塔が魅力的です。
都内でも数少ない、多くの庚申塔が集結しています。
とても貴重な、庚申塔郡。河川工事で、沈む村からここに移されたとのこと。大きくて古い物が、7つ並んでるのはなかなかないです。石の材質がいいのか、状態が良いす。場所は、日暮里・舎人線「足立小台駅」から歩いて15分位。荒川線からも近いです。自分は近隣の橋を見に来た時に寄りました。
荒川開削時に河床に沈んだ村から退避された庚申塔群。一つ一つの庚申塔がどこからやってきて、どんな様子の村だったのか、さらに詳しい解説があると良かった。
これだけ多くの庚申塔を間近で見れる所は都内でも数少ない。足立区の民俗や歴史を研究する上では外せない場所だと思います。
名前 |
小台七庚申 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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足立区小台にある七庚申。基は旧江北村宮城地区(現在は荒川の流れの底)にあったものなどをこちらに移設したそうです。見事庚申塔だけ7基。全てが比較的綺麗な状態で今でも立っています。左から…①駒型板碑の庚申塔。承応三(1654年)造立のもので、この7基の中では最古の1基。綺麗に彫り窪められた盤面、下部に半立体の二猿が見られる。②駒型の板碑に日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿が彫られている元文元(1736年)造立で7基の中では最新の庚申塔。立体感が強くとても綺麗。③駒型板碑、日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿。7基の中では一番小ぶりな庚申塔ですが、金剛や邪気の表情もハッキリ見ることができる。正徳三(1713年)造立のもの。④庚申塔群の中央、7基の中では最大の駒型石塔に日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿が彫られている。邪鬼の表情がかっこいい庚申塔。元禄五(1692年)造立のもの。⑤駒型、日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿。7基の中で唯一邪鬼が正面向きの1基。元禄十五(1702年)造立のもの。邪気の表情がいじらしい。⑥日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿が彫られている駒型庚申塔。正徳四(1714年)造立のもの。⑦駒型の石塔に日月、青面金剛立像、二鶏、邪鬼、三猿が彫られている享保五(1720年)造立の庚申塔。もともと立っていたであろう『宮城村』の文字が見える。