旧芝離宮の美しい枯滝、散策の旅へ。
枯滝の特徴
美しい滝を思わせる石組が特徴の庭園です、豊かな自然に囲まれています。
岩に囲まれた道を進みながら、心地よい散策が楽しめます。
平日は人が少なく、静かな時間を過ごすことができます。
岩好きが作った庭園。
芝離宮恩賜庭園の枯滝は、池泉回遊式庭園の中にあってひときわ趣深い存在です。実際に水を流さずとも、石の配置や形状によって滝の姿を表現するこの造形は、日本庭園における縮景の美と象徴性を表します。枯滝は庭園における「山水の景」を凝縮して表現する要素となっています。芝離宮の枯滝は、水がなくとも滝の流れを石組で表し、静けさの中に深い情趣を漂わせています。魅力は「石組の表現力」です。滝口にあたる高い位置には堂々とした立石を据え、流れ落ちる水を思わせるように斜めに組まれた石を重ねます。そして滝壺にあたる部分は、やや広がりを持たせて丸みのある石を配置することで、水が落ちてたまる景を暗示しています。
東京の幾つかの「御庭」の中でもこの旧芝離宮恩賜庭園に心惹かれる大きな要因がこの枯滝です。日本庭園の岩を何かに例える演出は少し離れて心で受け止めるみたいになりがちですが、この枯滝は身長越えの岩と岩の間つまり河床の部分を通り抜けられることが、どこに出るのだろうという好奇心と相まって大変魅力的です。かつては臥龍橋という橋も頭上に架かっていたようです。余談的になりますが本降りの雨の後はその意味での河床はやはり?ぬかるむようです。
こちらの庭園のハイライトな場所。
The garden is very beautiful!
Beau jardin.
滝と川をイメージして作られました。真ん中の大きな石二つの間に滝が流れてそれが川に入り蛇のように蛇行しています。頭の中で想像する楽しさがあります。当時の人も同じ思いで見ていたのでしょうか。真ん中に小さな石が埋まっていますが、これも演出のようです。百人一首の「瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)のわれても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ」という詩がありますが。それを表しているようです。
岩に囲まれた道となっています。
滝を思わせる、美しい配置です。
| 名前 |
枯滝 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3641-5892 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 9:00~17:00 |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
2026年4月22日(水)に撮影。周辺の様子も掲載しました。枯山水の滝バージョンのようです。某解説:旧芝浦離宮恩賜庭園の「枯滝(かれたき)」は、水を使わずに山水の景観を表現した、江戸時代初期の意匠を残す貴重な石組みです。大小さまざまな石を組み合わせ、断崖から水が流れ落ちる様子を表現しています。当時の作庭技法に基づき、鋭い石の配置によって水の勢いや飛沫を連想させる造りになっています。