鎌倉時代の福祉施設、忍性の恩恵を感じて。
北山十八間戸の特徴
鎌倉時代に忍性上人が立てた、貴重な福祉施設の跡です。
江戸時代から続く歴史深い建物であり、保護活動が行われていました。
鍵がかかる私有地のため、中に入れないのがもどかしいとの声が多いです。
昨秋、たまたま通りかかって外から見学。ハンセン病患者を保護・救済した施設だとのこと。説明看板があったけど、薄いし遠いしで読めず…光明皇后の創始説もあるようで、もっと深く調べていきたいと思う施設でした。
ハンセン氏病患者を受け入れる福祉施設が鎌倉時代にすでにあってしかも明治の世まで連綿と続いてたとは…忍性上人というお坊さんが創立したらしいけどほんとに徳の高い人って実在するんやなしかもこの建物大東亜戦争後の引き揚げ者たちの保護施設にもなったらしい長い間いろんな人を救って来たんやなこういう施設はもっともっと広くみんなに知らせて観てもらうべきやと思うけど建物の中が見学出来んのがほんまにもどかしいわ常時公開するべきやと思うけどな!
鎌倉時代の僧・忍性が立てた、ハンセン病患者のための施設です。日本においても、寺院はアジールとして機能してきました。ここは般若寺道の途中であり、この先に「かさ」の音と重なる春日大社が鎮座するのは偶然ではないのだろうと思います。古い素朴な信仰に、切実な願いを含んでいたのだろうなと考えると、ここはとても重要な場所なのだと思います。
かつては癩病と呼ばれたハンセン病患者を収容救護した施設、鎌倉時代に社会的弱者の救済に力を注いだ真言律宗の僧、忍性により創設されたと伝わっています、江戸時代に現在の場所に移され、建物もその時のものみたいですが、救護活動は明治初年まで連綿と続けられたそうです奈良の民衆史を物語る貴重な施設ですね、入口に鍵が掛かっていて常時公開はされていませんが、もっと多くの人達に知ってもらいたい場所です。
鎌倉時代から歴史のあるハンセン病患者などの保護施設跡、現在の建物は江戸市時代に建てられたらしい。
戸の先の東大寺。見える浄土。
通常は鍵がかかってしまっています。 道路からはよく見えます。
昔の福祉施設が残されています。私有地とのことで、中を見学することはできませんでした。常時見学というわけにはいかないかな、長屋風の建物で、それはそれで目を引く外観。
私有地にあるので入れません。
名前 |
北山十八間戸 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0742-27-9865 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
3.5 |
周辺のオススメ

偶然立ち寄りました。水道計室の横にあるお好み焼き屋さん個人敷地内と思われる場所に説明の看板があります。平安時代後から近代までつづいた癩病患者施設らしい。極端に恐れられ差別もあったと思います。遠藤周作さんの作品を思い出しましたわ~。