石造物が語る、厄除地蔵尊の神秘。
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厄除地蔵となっているけれど、お地蔵さんはいないような・・・・。庚申塔とか三回界萬霊塔とか日本廻國供養塔とかあります。
名前 |
厄除地蔵 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.6 |
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お堂の中に二基の石造物、右は「厄除地蔵尊」と刻まれた石塔、左には庚申塔が仲良く並んでいます。庚申塔は延宝八年(1680)の奉納です。お堂の右側にある「日本廻国供養之石塔」は、天明五年(1785)に始まり、九年に終わったという意味の文字が刻まれています。これは、当時廻国の行者藤助という人がこの地を通りかかったところ、北沢川に橋がなくて土地の人々が難儀しているのを見かねて、橋建設に尽力することとなり、足掛け五年で、ようやく完成したのです。その御礼とこれからの廻国の無事を祈ってこの土地の人々が建立したのが、この石塔だそうです。淡島通りの旧道に架かるこの橋は、「大石橋」といいます。橋には、供養塔が奉納されていたということですが、どこに行ったのでしょう。ここには、東向地蔵尊が祀られていたというのですが、戦災によって失われ、その名残として造立したのが、文字刻の石塔だそうです。もしや「三界万霊等(塔)」右横のちっちゃなお地蔵さまが、被災した東向地蔵?