西行の句に癒される景色。
笠懸の松の特徴
平安時代の歌人西行の弟子が辿った地です。
案内看板に従って脇道を進むだけで到着します。
美しい景色に囲まれた、リラックスできるスポットです。
旧東海道沿いに小さいながらも案内看板があるので、それに従い脇道へと進みます。すぐに次の案内看板が見えてくるのでそこから山の方に右折すると正面には階段が…。階段口に設置してある解説看板も眺めつついよいよ登りに入ります。最初は美しく整備された階段、その先は簡易整備の階段となり所々の足踏み場が崩れていたりするので注意して進んでいきます。全般的にはそこそこ急角度を保ち作られた階段でグイグイと高度を稼いでいくルート。竹林の中を登っていく途中に片側の林が途切れ登り口方面(岡部宿方面)の眺望を確認できます。健脚の人なら数分、立ち止まりつつゆっくり呼吸を整えながらでも10分程度で到着できるかな? 簡易階段になってすぐの地点にはベンチも設置してありました(ルート全体の1/5辺り)松の辺りは一旦平らになっていてそこにもベンチがあります。地元の方々の手入れのお蔭か綺麗にされてあります。急こう配のルートかつ階段の足付き場が水平でない場所もあるため、帰路の下りは身体のバランスを崩さないよう一段一段を丁寧に下りることをお勧めします。
素晴らしい景色、とてもリラックスできます。(原文)Stunning views, very relaxing.
「西へ行く 雨夜の月や あみだ笠 影を岡部の 松に残して」西住「笠はあり その身はいかに なりならむ あわれかなしき 天の下かな」西行 哀しい話です。
名前 |
笠懸の松 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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平安時代末期の歌人西行の弟子(西住)が、この地で病に倒れた時に、笠に辞世の句を書き、松に懸け亡くなりました。後日、西行がこの笠を見て弔歌を残したとのこと。この松は現存していませんが、後代の松と西住の墓石が残されています。