古代の息吹 歴史感じる角鹿神社。
角鹿神社の特徴
角鹿神社は氣比神宮の境内東に鎮座する延喜式内社です。
社殿は1592年に建立、格式と落ち着きのある美しい設計です。
御祭神は都怒我阿羅斯等命で、地域の歴史を感じられます。
往古は東門口が気比神宮本社の表参道だったため門神として奉られていたようです。現在の敦賀のもとの地名は「角鹿」でこの御名に因るとのこと。祭神は敦賀駅前の銅像になっている都怒我阿羅斯等だそうです。神話が現在でも色濃く残っている様子がうかがえます。
町の名前の由来ですな🎵
気比神宮の駐車場近くにあります。祭神 都怒我阿羅斯等命 敦賀のもとの地名は「角鹿」でこの御名によるものです。
敦賀駅からタクシー運転手氏に「気比神宮に」とお願いしたところ、東の駐車場へ。そしてまずお参りしてくださいと勧められたお宮がこちら。由来どころか読み方も分からないでいると「こちらがツルガの地名の元になったツヌガ神社です」と教えていただき、とてもありがたく感じた次第です。
祭神の都怒我阿羅斯等命は任那の皇子で「角がある人」が訛ったもの。意富加羅国から来た蘇那曷叱知と同一とする見方がありソナカリは冠・帽子、シチは貴人の意味。この場合、角がある人とは身体的特徴ではなく貴人を意味する言葉となる。古代に角を貴人、指導者の証とする文化、宗教の伝播があった。因みにソナカは息長であり息長氏と同族と考えられる。息長氏の子である応神天皇は気比の祭神であるイザサ別命と名の交換をしたと記紀に記され、これは同神である事を意味する。イザサ別命は天日矛の象徴であるイザサ大刀が神格化したものである。
都怒我阿羅斯等命つぬがあらしとのみことをお祀りする神社神様凄い名前ですね。
氣比神宮の裏手駐車場近くにあったので寄ってみました。横手にあるスダジイの巨木が迫力あり、一見の価値ありです!
令和元年9月22日参拝。
地名「敦賀」の由来ともなった角鹿神社。御祭神の都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)。「敦賀(つるが)」の地名は当地を「角鹿(つぬが)」と称したことが始まり。嘉永4年(1851)改築。唯一戦災を免れた氣比神宮の境内社。
名前 |
角鹿神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0770-22-0794 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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角鹿神社(つぬがじんじゃ)は、氣比神宮の境内東に鎮座する延喜式内社です。もとは氣比神宮の表通が東門口だったため、本社の門神と言われています。角鹿神社の「角額(つぬが)」は、敦賀のもとの地名です。ツヌガアラシトの額に角があったことから(日本書紀より)「角額(つのぬか)」と呼び、これが縮まって「角鹿(つのが・つぬが)」になったと言われています。