若都保命と天照大御神の聖地。
五百木辺連の祖先、若都保命を祀る『伊冨利部神社』さらにその祖母、天照大御神を祀る『神明社』伊冨利部(いふりべ)神社内にある末社です。一之鳥居・二之鳥居と進んだ先には、西向きの末社、神明社があり、知らいない人は、こちらを本殿と勘違いするかもしれません。神明社の主祭神は、天照大御神となります。伊冨利部神社の祭神は、【若都保命】で、真清田神社に祀られる【天火明命】の九世の御孫にあたります。【天照大御神】の孫が、天火明命ですので、神明社の祭神、天照大御神は一番年長で若都保命の血縁の神様となります。そう思うと、この配置もあながち間違いではないかなと思えてきます。天照大御神が西向きで鎮座する社も珍しく天照大御神に沈む太陽を見せたいわけではなく神明社の後ろから朝日が登る姿を参拝できる理由と理解できます。また、若都保命は五百木辺連(いおきべのむらじ)祖(祖先)とも呼ばれます。五百木(いほき)とは、この一宮の木曽川沿い葉栗地区を指す呼び名で、この地から見る美濃の山の峰々は、五重に重なり見えることから五重→五十→五十部(いと(ぅ)べ)..いとう.さらに、山頂の数が五百ある姿が見られ、山頂には城や木があることから、五百→五百城・五百木(いおき).....あおきと転化したと伝わります。この地区には、転化した苗字を持ち方が一定割合以上あり、伊福部氏の末裔が多く住んでいると推定できます。伊福部氏の影響は地名にも残り『富塚』『福塚』など伊冨利部・伊福部氏に由縁がある地名があります。
名前 |
神明社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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