将門公ゆかりの湧き水を感じて。
石井の井戸跡(坂東市岩井)の特徴
将門公の伝説が残る神秘的な井戸跡です。
島広山・石井営所跡とともに歴史を感じる場所です。
将門ファン必見の特別な史跡巡りが楽しめます。
島広山・石井営所跡を見た後にここを訪れました。歩いても行けるほど近いですが手前に車を置けるスペースもあります。この史跡は伝説、伝承由来の場所なのでコメントは控えますがここからの眺めは所々小高い丘がある他は殆ど真っ平らです。あらためて坂東を含む関東南部は火山灰や土砂が積もって出来た場所なのだと再認識しました。
将門ファンには欠かせない場所。ここから飯沼川方面を眺めると、千年以上前の戦いに思いを馳せてロマンに浸れる。って人は、そう多くないのかな。
「将門史跡めぐり」の順路に沿って歩いた🚶。史跡はどこも隣接していて、すぐわかった。「将門が水を欲した時に、老婆が水を出してくれた。」という、伝説のある井戸。2022年2月7日(月)に坂東市の街歩きで訪れた。坂東市公式ホームページより●石井の井戸石井営所跡を離れて延命寺に向かう途中、右手の田んぼの中に突き出た緑園が<石井の井戸>跡です。この井戸は、中根台地の裾辺にある地下水の湧き出し口で、古代人がこの地に来て、湧水近くに居を構えて以来、人々が移り住んだと思われます。奈良時代には、石井郷という行政区域になっていました。平安時代に書かれた『将門記』には、将門の本拠となる石井営所として記述されています。その主人公の将門と石井の井戸との関わりについては、「国王神社縁起演書」に詳しく記されています。『将門が王城地を求めてこの地を見回っているうちに喉が渇いて水が欲しくなった。その時、どこからか老翁が現われ、大きな石の傍らに立っていた。翁はその大石を軽々と持ち上げて大地に投げつけると、そこから清らかな水が湧き出し、将門と従兵たちは喉を潤すことができた。将門は不思議に思い、翁を召して「あなたはどのようなおかたなのでしょうか」と尋ねると、翁はかしこまって一首の歌を詠んだ。久方の光の末の景うつる岩井を守る翁なりけりと唱じると姿を消してしまった。将門はこの翁を祀るとともに、この大地に城郭を造ることに決めたのである。』とあります。また別説としては、<星見の井>や<将門産湯の井>などの諸説があります。いつの世も、人々の定住に欠かせない水の大切さを物語っているといえます。
2022/05/23 初訪問。来年桜の時期にまた来ます。将門公は関東の誇りです。
坂東市(岩井市)が積極的なのでしょうか。このあたりの将門関連史跡は、いずれもしっかり観光用として保全・維持管理されている印象があり好印象です。こちらは平将門関連史跡ですが、老人が井戸を沸かしたとかいうかなり神秘的なエピソードで、近隣の史跡の中では明らかに虚構っぽい印象はあります。
この辺りの地名(坂東市岩井)の由来となった井戸跡。
よほどな平将門ファンじゃないと、つまらかいかも。
意外と小ぎれいにされていて、ビックリしかし小次郎さん縁の史跡が周辺に固まっているところから、現実味を帯びてきます周辺のゆかりの地をあちこち周るのは、たのしいですねぇ。
平良兼・平良正連合軍に豊田の館を焼き払われた将門は、石井を第二の本拠地としました。豊田と呼ばれるほど豊かだった土地を奪われ、さぞ悔しかっただろうと思います。将門はついて来た民人たちと共に、石井の開墾に勤しんだことでしょう。
名前 |
石井の井戸跡(坂東市岩井) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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将門公がのどが渇いた時に水が湧いたという言い伝えの井戸だそうですが、確かに裏の斜面から田んぼに突き出た場所なので良い湧き水が出ただろうなと思われます。