小野小町伝説の静かな観音堂。
北向観音堂の特徴
北向観音堂は田んぼ道の奥にひっそりと佇む静かな寺院です。
駐車場から小橋を渡り、階段を上ると小さなお堂が待っています。
小町伝説の地として、しっとりとした雰囲気を楽しめます。
街を抜け、集落を抜け、山間の田畑のその先。ナビをセットしておいても、ホントにこっちでいいのかよ?という不安感にとらわれる。まさに 「山籠れる」という単語がぴったり。138号線からは当然確認できず。近くに駐車場ができた、という話を聞いてはいたのですが、それすらわからない。(お参りの帰り、参道石段を通ったんですが、その時に初めてわかりました。通常の目で見ては判別できないスペースです笑)つまりは峠道近くのスペースにクルマを停め、遠回りをしてお堂へ行ったのです。宗派は真言宗、その豊山派。創立は824年4月、当初は滝本坊という名称。その後、1605年に長楽寺と改称。本尊は薬師如来が本尊。仁王門があり、仁王尊(金剛力士像)あり。天狗伝説の寺としても知られているようです。環境的には、行者さんの修行場というコトバがぴったり。近くに小さいながら流れもありますし。地元の方々がお参りをする、という場ではないと思います。当然どうしてこの場所か? という疑問が起きますが、令和の肉身(にくじん)には思いもつかず。こういう場所は、いろいろ想像がふくらみます。
古刹で境内から山道があります。駐車場も完備されましたが見立たず通過してしまう。入り口も田んぼの畦道進みます。
駐車場から小橋を渡り、階段を登ると小さなお堂がありました。ところどころ桜が咲いて、穏やかな場所です。
2020年3月訪問。車が10台とめられる程の駐車場が新しくできていました。これで安心してお参りができます。駐車場の横では白梅の畑が満開でした。
のどかな田んぼ道の奥にひっそりと建っているのが良い👍小さい小川が流れていて気持ちが良いです☺小町を想像しながら歩きたいです☺
小野小町伝説の観音堂。石岡市小野越。自然の中、小川を渡って参道石段をあがる。土浦市小野(小町の里)に滞在した小野小町がこの観音堂をに参拝した。階段脇にはいぼ神様を祀る大きな石がある。近くの菖蒲沢集落には大きな筑波四面薬師を祀る薬師堂がある。
とてもしっとりとしたシブい観音堂です。インスタ映えはしないかもしれないが心が洗われます。
名前 |
北向観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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石岡市には北向き観音堂が2つある。1つは国府の富田北向き観音堂で、もう一つがここ小野越北向き観音堂だ。前者は常陸国総社宮にあったとされ、いまも町中にあるが、こちらは昔は流光院にあった小野小町のゆかりの堂とのことだが、いまはだいぶ人里離れたこの小野越にある。畑地の中にある駐車場からさらに5分くらい歩き、叢の中を抜け少し小高い丘のようなところにぽつんとある。石岡市はこういう忘れ里がいいな。お堂の手前にある小屋もなんだか意味ありげでよい。