創建768年、歴史の息吹感じる。
三枝祇神社の特徴
三枝祇神社は、御祭神に建甕槌命が祀られています。
創建は神護景雲2年(768)で歴史があります。
サシギと読み、神社名が特異で魅力的です。
案内板によると神護景雲2年(768)の創建で、数度の遷座を経て明治11年(1878)に現在地へ奉還されたとの事。坂上田村麻呂が戦勝祈願して軍扇を奉納したとも云われているそうです。高台に鎮座されているので眺めが良かったですが、その分急な階段が……。(^_^;)
三枝祇とは「サシギ」と読みます。この地域の方が大切に守り継いできた社のようです。ツーリング中に遠くから見るとそびえ立つように丘の上に見えたので立ち寄ってみました。石段はただひたすら真っ直ぐ社まで続いており、なかなか建物が見えないのがじれったい。しかし頂上に着いて見れば、神社建築も立派で振り返って眼下に広がる集落を見ると、なんとも不思議な気持ちになりました。明治11年に遷宮された時に移築された社が大正・昭和・平成と時が経つなかで老朽化したため、平成9年〜12年にかけて改修を行ったものが現在のものらしいです。
名前 |
三枝祇神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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御祭神は建甕槌命・武古呂命・天津彦根命。神護景雲2(768)年に明神沢の地に創建され,坂上田村麻呂が蝦夷の英雄・悪路王を討伐した帰路の際,当社に軍扇を本社に奉納したそうです。後村上天皇の世に火災のため本殿とともに焼失したが,明治11(1878)年に現在地である錫高野の高台に遷座しました。ちなみに錫高野(すずこうや・すずごや)地区とは珍しい地名ですが,錫鉱山(寛永9(1632)~大正12(1923))があったことからだそうです。見上げるような高台へ階段を登った先に境内が広がります。とても心地よい,そして見晴らしのよい御神域です。(2018.12記)