猿田彦命が導く、心安らぐひととき。
アップルラインの近くにある神社で、猿田彦を祭っています。古い石段を登った先にヒッソリとたたずんでいます。
名前 |
境神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://ibarakikuji.com/hitatiota/hitatiota_satomi/4_sakai.html |
評価 |
3.3 |
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御祭神は猿田彦命。文永2(1265年)に佐竹氏によって創建され,国境にあったことから境神社(別称:境の明神)と称された。明治6年村社列格,大正5年供進指定。さらに往古には,住吉・玉津島の二神を祀っていた,社殿は東方を向いてその前を古道が通っていたと云われ,してみると,境神社と称される以前は別な社であったと考えられますね。この地は,常陸国(常陸太田市徳田町)と陸奥国(福島県矢祭町大垬)の国境に当たり,現在の国道349号線より少し東側にあった平安時代に敷設された古道には「大垬関」という関所が設けられ,時代が下って佐竹氏の時代には「南関」が設けられたそうです。さて,当社は国道349号線のすぐ東側の茨城県側の高台上にあり,すぐ北が福島県。現在の国道は峠と言うにはいささかなだらかですが,「明神峠」といいます。当社の正参道は,国道のかなり南から東側の小径に入って平行して進む形となりますが,写真のとおり恐るべき草むら。その先の鳥居からは(歩きやすいとは言い難い)長い石段と坂を登ることになりますが,ここは是非正参道から入ることをお勧めします。鎮守の杜の並木の美しさは尋常一様ではありません故。そしてたどり着いた御神域の清々しさは,忘れ得ぬ思い出となるでしょう。