男山が映す月明かりの静けさ。
谷崎潤一郎文学碑の特徴
谷崎潤一郎の名作蘆刈が舞台に刻まれている文学碑です。
男山と月の美しい描写が印象深い、感動的な石彫が存在します。
夕ばえに染まる空や繁みの中の描写が心を打つ特別な場所です。
わたしの乗った船が川へ漕ぎ寄せたとき男山はあたかもその絵にあるやうにまんまるな月を背中にして全山の木々の繁みがびろうどのような津やをふくみ、まだどこやら夕ばえの色が残ってゐる中空に黒く濃く黒ずみわたってゐた。淀川の中州で書いた小説です。
谷崎潤一郎文学碑。
名前 |
谷崎潤一郎文学碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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谷崎潤一郎の小説「蘆刈 (あしかり)」の舞台が淀川の中洲で、男山と月の描写の箇所が刻まれています。