歴史に触れる九段ハウス。
九段ハウス(山口萬吉邸)の特徴
1927年建築のスパニッシュ様式で歴史的価値が高いお屋敷です。
山口萬吉氏の私邸としての風情が感じられる貴重な空間です。
特別イベント時にのみ入館できる、希少な文化財の見学体験が楽しめます。
歴史的建築物とアートとのコラボレーション。建物のディテールとアート作品が互いに魅力を高めあったシーンもありました。帰り道の夕陽も作品の一部の様に美しかった。
キュレーション・フェア展で行きました。建物は1927年に竣工した山口萬吉氏(新潟県長岡出身の財界人)の自邸を会員制シェアオフィスに改修したものです。スパニッシュ様式の邸宅で、元設計は内藤多仲が構造、内藤と東京帝国大学の同級生にあたる木子七郎が意匠、また設計協力として今井兼次、家具デザインは梶田恵が手がけたとのことです。2018年に竹中工務店の設計により改修され、国の有形文化財に登録。所有者から東急電鉄、竹中工務店、東邦レオが3社共同でマスターリースし、既存建築の魅力を活かして、会員制のビジネスイノベーション拠点に用途転換した保存活用プロジェクトです。屋上がカフェになっているのがいいですね。気持ちよかったです。
ずっと気になっていた九段ハウスへ。昭和初期の美意識が詰まった素晴らしい邸宅。靖国神社のすぐ近くで、九段の街中にこんなに静かで美しい場所があるとは驚きです。普段は非公開なので、今回CURATION⇄FAIR Tokyoの事前予約をしました。重厚な外観からは想像できないほど、中は温かみがあって居心地の良いお屋敷でした。古い洋館特有の木の温もりや、窓から見える庭の緑にとても癒やされます。特にスパニッシュ様式の建築デザインと、丁寧に手入れされた室内外の雰囲気が最高でした。保存状態も非常に良く、当時の暮らしに思いを馳せることができる貴重な場所。平日のお昼前に伺いましたが、時が止まったかのような贅沢なひとときを過ごせました。歴史的建造物やレトロ建築が好きな方にはたまらないスポットだと思います。
アート・キュレーションフェアで来訪。南国らしい木と日本庭園が絶妙に融合した庭が素晴らしい。窓が大きな部屋が多く、室内でも木漏れ日を感じられる。展示そのものよりも、代理石の手すりの階段だったり、庭の獅子おどしだったり、模様付きのタイル、寄木の床なんかがしみじみと良かった。
イベント開催時しか中に入れないようです。Curation Fairの時に建物とお庭の見学をしました。正面玄関から地下室やサンルーム、お庭と、歴史を感じる素敵な建物でした。
九段ハウス(旧山口萬吉邸) 一般公開へ昭和2年に竣工し、現在は国の重要文化財にも指定されている名建築です。設計は、後に東京タワーを手掛ける内藤多仲氏ら。「震災に負けない強さ」と「スパニッシュ様式の美しさ」が同居する空間は、まさに圧巻の一言。時を越えて愛される本物の美しさに、背筋が伸びる思いでした。(2026年1月24日訪問)
大正から昭和初期のスパニッシュ様式建築。圧倒的な華やかさというよりも、意匠のそこかしこにこだわりが感じられ、見ていて楽しい空間でした。可愛らしく丸みを帯びた内装は、居心地のよさと温かみがありました。
およそ100年前に建てられ、今なお建築当初の素晴らしい意匠を見ることのできる洋館です。現在はイベント会場として様々な形で利用されており、その際に建物内の各部屋を巡り見学することが可能です。中でも大理石でできた優雅な曲線の手摺を持つ階段が素晴らしく、個人的にはこの建物で最も美しい見どころだと思います。部屋ごとに異なる床の寄せ木細工やタイルなども手の込んだ美しいもので、何度訪問しても見飽きることがありません。常設か否かはわかりませんが訪問時は3Fにはベランダを利用したカフェがあり、スパニッシュ瓦の屋根と可愛らしい暖炉の煙突?を眺めながらチルできました。建築当時は周囲に高い建物は少なかったのでしょうが、現在はビルに囲まれているため日が傾くとすぐに日差しが遮られてしまいます。秋から冬の訪問はできるだけ太陽の高い時間にした方が良いと思います。
普段は入れない文化財ですが、イベントがあると入れるようです。今回は2024年2月末〜3月で開催された展覧会で入ることができました。階段と半屋外のベランダが印象的でした。お庭もそこまで広くないもの整備されています。なかなか入ることができない建築のため展覧会があると混みようです。ゆっくりと鑑賞されたい方は朝一番に予約されたらいいと思います。
| 名前 |
九段ハウス(山口萬吉邸) |
|---|---|
| ジャンル |
/ / |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
昭和初期、山口萬吉邸として建てられた九段ハウスは、東京の戦火を免れた貴重な登録有形文化財です。設計には東京タワーの構造設計で知られる内藤多仲ら当時の第一人者が名を連ねています。日本で最初期と言われる耐震壁構造の導入など、歴史的な建築美だけでなく構造的な力強さを併せ持っているのが特徴です。内部はアール・デコ調の意匠や重厚な暖炉など、当時の職人技が今も息づいています。現在はイベント会場などとして活用されていますが、一般公開の機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。流れる空気がそこだけ違う、大人のための静謐な空間ですよ。