1404年の魅力、退蔵院の庭。
妙心寺 退蔵院の特徴
退蔵院は室町時代に建立された、歴史ある寺院です。
美しい水琴窟と庭園が魅力的で、神秘的な音を楽しめます。
本堂の方丈では国宝の瓢鮎図が展示されており、必見です。
とくに桜の季節が美しい妙心寺の塔頭。近年になって新しい庭を作るなど観光化している部分が多くあり、ややあざとく感じ、侘び寂びはあまりないのですが、枝垂れ桜の見事さには感心します。
妙心寺に来たら、こちらに足を運ばないとダメです。見事な庭園で抹茶と季節の干菓子をいただいて下さい。春は枝垂れ桜と藤が、秋は見事なモミジの紅葉が見られます。観光客は少なめで、静かな京都が楽しめると思います。
受付で入園料を払って門をくぐれば、退蔵院の本堂「方丈」に入ることができます。方丈の窓からは、室町時代の絵師・狩野元信作の庭園や、日本最古の水墨画 国宝の「瓢鮎図(ひょうねんず)」が見られます。瓢鮎図の「瓢」はひょうたんのことで、「鮎」はなまずのことなのだそうです。そしてお待ちかねのお庭。大ぶりの枝垂れ桜の両側にあるのが「陰陽の庭」で、その名の通り右(陰の庭)と左(陽の庭)では砂の色がちょっと違う。砂の色がブラック&ホワイトになってる陰陽の庭から、さらに進んでいくと「余香苑(よこうえん)」。こちらが最大の見どころとあって、たくさん方々がベンチに腰掛けて庭を眺めてました。皆さん禅の心に思いを馳せている、のか?歩き疲れた我らも、回遊庭園を眺めつつ心穏やかな休憩タイムと相成りました。
妙心寺近隣にある46塔頭の中ではかなりの人気スポットでした。奥の庭が美しい場所です。方丈という建物の前の庭には、蓮の花が咲いていました。庭への入り口の門をくぐり、小道を奥へと進むと紅しだれ桜、陰陽の庭を通り、ひょうたん池と辿り着きまします。池には錦鯉が泳いでおり、池の周りではみんな写真を撮ったり椅子に座って一時を寛いで過ごしていました。青もみじがまぶしい季節に来ましたが、秋の紅葉の時期にも来てみたいと思います。(訪問:2022-06-27)
4月下旬ごろにきたので桜は既に散った後でした。それでも新緑がとてもきれいでした。抹茶とお菓子も美味しかったです。他では味わえないユニークなお菓子でとても良かったです。また違う季節に来たいです。
余香苑の紅しだれ桜をはじめ、桜が満開で、楽しめました。陰陽の庭の桜も見事でした。日本最古の水墨画である国宝の瓢鮎図は本物ではありませんが、時間があれば禅の問答に自分なりに取り組むのも楽しいのではないかと思いました。拝観料は600円でした。
長く京都に住んでいますが、妙心寺には入った事が無くて、今日、初めて拝観させていただきました。退蔵院には、趣きの違うふたつのお庭が有って、それぞれに素敵でした。元信の庭は、小さいお庭でしたが、しっとりとした静けさがあり、高齢で重篤な状況にある母のことを考えながら、座わりこんでしまいました。余香苑では、立派な枝垂れ桜が咲いていました。満開には、もう少しという感じでしたが、小雨の中、人も少なくて、ゆっくり風情を楽しむことができました。禅宗に馴染みはありませんが、静かで落ち着いた雰囲気に、母の後生を心から願うことができて、少し癒されたような気がしました。
(11月26日)16:30以降の閉館直前に行きましたが、静かな上にとても美しい庭園が見られました。座って眺めていると、心が落ち着いてホッとするお庭でした。和を感じたい人にうってつけの素敵な場所です。
四季の綺麗な庭園があります。妙印寺駅⇨退蔵院⇨仁和寺⇨龍安寺⇨金閣というコースだと徒歩で約6時間程度で回ることが出来て効率的です。
名前 |
妙心寺 退蔵院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-463-2855 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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枝垂れ桜が見事でした。2025年4月12日例年なら、終わっている時期ですが。今年は見れました。