村社稲荷神社で感じる信仰の歴史。
群馬縣管下上野國南勢多郡上長磯村字稲荷三〇九番 村社稲荷神社祭神 倉稲魂命(「上野国神社明細帳」より抜粋)稲荷神社は村の鎮守の神として遠い祖先の時代より崇敬のまととなって来た。その祭神は農業の神といわれる宇迦之御魂神である。旧社殿は上長磯村字稲荷三○九番地で、集落中央の現地より東北約五○○メートルの地点に当る。その創立年月等は記録に残るもの無く不詳である但しその境内に存在した猿田彦命を祀る庚申塔の一つに寛文十二年十一月(西暦一六七一年)の銘を見ることができる。このことにより本年平成三年を遡ること、三一九年前にはすでに村の鎮守の神として村人の崇め祀るところであったと考えられる。(稲荷神社移転改築記念碑より)中世末に上長磯に居館を構えていたと言われる加藤武右衛門の屋敷の鬼門除けとして祀ったという説と、近世後半に分限者として知られた閑家の屋敷稲荷が村の鎮守に昇格したという説がある。(「木瀬村誌」より抜粋)
名前 |
稲荷神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-266-3858 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
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新しい社殿です。南西の方角向いて鎮座しています。日当たり最高です。立派な神社です。