古の洪水に耐えた、菅原神社。
前小屋菅原神社の特徴
畑に囲まれた静かな環境が魅力的な神社です。
太田市指定の重要有形文化財菅原神社の絵馬が見どころです。
利根川の歴史を感じる、洪水の影響を受けた地域に位置しています。
周りは畑で囲まれています。駐車場はありません。境内には子供用遊具(滑り台、ブランコ、鉄棒等)がありますが、何年も使用(近隣に小さな子供さんがいないのかも?)されてないようで、錆びています。
太田市市指定重要有形民俗文化財「菅原神社の絵馬」菅原神社のある前小屋町は、古来利根川の乱流地域にあって、度重なる洪水に苦しめられていました。そこで、村人たちは水難をよけるために京都北野天満宮を勧請し、菅原神社を村の鎮守として奉祀したと伝えられています。菅原神社は学問の神として崇敬を集め、拝殿に奉納されている多数の絵馬に村人の信仰の厚さをうかがうことができます。絵馬の画題は、「宇治川の先陣争い」や「韓信股くぐり」など説話的なものもあり、祭神・道真公が11歳の時、漢詩をつくり父を驚かせたという故事を描いたものなど、天神様に相応のものばかりです。天神様を画材にした19面をはじめ、大小41面が拝殿内に奉納されており、一社にこれほど多数の絵馬が保存されている例は珍しいといわれています。寛保二年(1742)のものがもっとも古く、文政~天保期にかけて15面と集中しています。明治以降のものも16面あります。絵馬師は不明のものもありますが、金井烏州、新田(岩松)道純、江森天渕、天寿父子(深谷市)、島山盧景(押切)、倉上黒渓が見られます。(太田市オフィシャルサイトより)境内入口の鳥居よりも前に菅原神社の社号標と大きめの石碑が建っています。その右側に木製の祠のような中に「百邑百庚申塔」がありました。鳥居の額は珍しい丸型です。「天満宮」と浮き彫りになっています。また拝殿上の屋根に獅子形留蓋の獅子が躍っています。社殿の後ろには末社殿があり、中に左から稲荷神社、蚕影神社、保食神・青木昆陽命、天照皇大神宮、六社神社、大杉神社、三峯神社が納められています。
名前 |
前小屋菅原神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.4 |
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畑に囲まれてひっそりと佇む神社。遊具などもあり、歴史と情緒を感じます。