桜咲く仏教伝来地、歴史を感じて。
仏教伝来の地 碑の特徴
仏教の伝来を感じられる歴史的なスポットである碑です。
初瀬川近くに位置し、古代の交易拠点海石榴市の跡地です。
桜の並木道が美しい季節には、多くの訪問者が集まります。
自分たちは仏教伝来と学びましたが、百済から伝わったのを最近は公伝と言うようです。これ以前に私的信仰が始まっていたことが理由だそうです。桜井駅から山辺の道を歩いてくるとここにたどり着きます。このような場所で古に想いをはせるのも一興かもしれません。
仏教伝来の地碑、奈良県桜井市金屋。しきしまの大和。難波津~大和川、舟運の終着駅。人が多い。大方、年寄りか、学生か。山の辺の道を歩く、同じ興味の持ち主に微笑む。心地の良い風景に感じた。奈良盆地に川があれば、どこだって心地よく感じる勢いだった。
今は船がとても通れない水深と水量ですが、当時は大阪平野の生駒山山麓まで海で、柏原市辺りから王寺町までの大和川(当時水深あり)の亀の瀬を行けば奈良盆地一体は当時広大な奈良湖でした。その奈良湖南東部、三輪山麓の大和川(初瀬川)河口辺りがこの港だったらしいです。
両親と石上神宮から歩いたゴール地点。両親還暦越えてるけど元気です。私は到着頃にはバテバテ。川沿いの涼しい風が気持ち良かった。次は暑くない時期に行きたいですね。
この碑文から山の辺の道が本格化する。暫く集落を進み木立の間だを行くと小林秀雄の書いた道標が出て来る。ここから竹林あり、田畑あり、寺社ありの最古の街道をゆく。夏は涼やかではあるが、ベストは春と秋だろう。
山の辺の道ウオーキングの道中、立ち寄りました。日本書紀によると、欽明天皇13年(552年)、百済の聖明王の使者が、この地に釈迦仏の金銅像や経典を献上したとあります。また、推古天皇16年(608年)遣隋使の小野妹子が帰国したのもこの地で、隋からの使者である裴世清(はいせいせい)一行を朝廷側は飾騎(かざりうま)を75匹用意し、盛大に迎えたとあります。ぼんやりすると見過ごしてしまいそうな、のどかな場所ですが、そんな重要な歴史が込められています。
大阪湾から大和川を遡った船がここまでやってきて仏教を伝えたといいます。桜並木があってベンチもたくさんある気持ちの良い場所です。対岸の北東に欽明天皇の宮跡があり、そちらにも仏教公伝の地と称されるモニュメントがあります。さて、どちらが正しいのでしょう。是非とも目の前の橋を渡って左へ600メートルほど歩いて欽明天皇磯城島金刺宮跡へも出かけてみてください。
桜の並木道が綺麗でした。
船で大和川を遡って、港のあったこちらで仏教を伝えた場所と言われています。いまの大和川は浅くて、船でこちらまで遡ってくるのは、当時も大変だったのではないでしょうか。小野妹子もこちらから隋に向かったということですから、古代の歴史好きな人は是非訪ねたい場所ですね。
名前 |
仏教伝来の地 碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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山の辺の道は何処から始まるの?と探しましたがココだという明確な資料が見つかりません。勝手に海拓榴市が基点と考えています。I searched to see where the Yamanobe Trail begins, but I couldn't find any clear information that said it was here.I personally think that Tsubaichi is the base point.