後西天皇の旧殿で歴史を感じる。
宸殿の特徴
後西天皇が息子のために下賜した御所の旧殿を移築した独特の空間です。
狩野益信作の襖絵が展示され、机が動いて見える珍しい作品があります。
皇室関係者が代々住職を務める歴史ある門跡寺院で、格式が感じられます。
後西天皇時代の御所の旧殿を、元禄六年(1693年)に移築しました。襖絵は狩野益信翁の作です。
御所にあった後西天皇の旧殿を公弁法親王が拝受し、1963年に移築を完了し、当門跡の書院とした。内部の百十六面には探幽の養子で駿河台派始祖・狩野益信作の障壁画が描かれている。どの角度から見ても鑑賞者が中心になるという逆遠近法で描かれているという。
建物の部屋の中は撮影禁止です(`・ω・´)ノ
お坊さんが丁寧に案内してくれます。
毘沙門堂の宸殿は御所にあった後西天皇の旧殿を公弁法親王が拝領し元禄6年(1693)に移築したそうです。襖絵は狩野益信の作だそうです。逆遠近法という技法で見る方向を変えると描かれものの長さや向きが変わって見えるということです。ここで貸していただいた音声ガイドが役にたつわけですね。ガイドを聴きながら言われた様に見る方向を変えていくと、確かにそう見えると感心させられました。でも、中には説明通りには見えないんだけど、そう思ったのもありましたけどね。
御所にあった宸殿を後西天皇が息子の公弁法親王の為に下賜したもの。狩野益信筆の「動く襖絵」で有名。個人的に面白かったのが西側奥の、動かない「梅の間」の襖絵。京都人の「いけず」を象徴するような場所で、思わず笑ってしまう。
(17/09/24)狩野益信作、机が動いて見える襖絵があります。圓山応挙筆の鯉(板戸の衝立)があります。
皇室関係者が代々住職を勤めてきた門跡寺院。
(17/09/24)狩野益信作、机が動いて見える襖絵があります。圓山応挙筆の鯉(板戸の衝立)があります。
名前 |
宸殿 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-581-0328 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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令和二年 7月26日 京都梅雨の旅毘沙門堂門跡 震殿御所にあった後西天皇の旧殿を貞享三年(1686年)に第六皇子一品公弁親王が拝領し、元禄六年(1693年)に移築を完了し当門跡の新書院としました♪̊̈♪̆̈