菅原道真母君の御神徳。
伴氏社の特徴
伴氏社は菅原道真の母君を祀る神社です。
京都三珍鳥居の一つに位置する重要な社です。
子どもの成長と学業成就を守護する社として親しまれています。
今回は「京都三珍鳥居」を巡ろうと、「蓮社(レンザ)石鳥居」を見学に来ました。鳥居の柱の台座が「蓮の花」の形になっています。神仏習合の影響がここに残っているということでしょう。また、鳥居の額塚が島木を貫通しているところも、他にない部分で変わっています。「京都三珍鳥居」とは形状が変わっている鳥居で、ここ北野天満宮の末社「伴氏社」の「蓮社(レンザ)石鳥居」、「木嶋坐天照御魂神社」の「三柱(ミハシラ)鳥居」、京都御苑 厳島神社の「唐破風(カラハフ)鳥居」の3鳥居です。
菅原道真の母君の先祖とも言われる伴氏。鳥居と鳥居の間にあるので、初見の方々はスルーされてしまう方も多いと思います。しかし、歴史を知れば知るほど母君の存在は尊いように感じます。もっと奥に造れなかったのか、、
京都三珍鳥居の一つ。鳥居の台座が珍しい形です。
御祭神 菅原道真公の母君御神徳 子どもの成長と学業成就を守護菅原道真公の母君が大伴氏の出身であることから伴氏社称する。かつては、石造りの五輪塔が置かれていたが、明治維新の神仏分離政策により当社南隣の東向観音寺に移された。暖かい愛情と厳しいまなざしをもって菅公を優秀な青年官史に育て上げられた母君を祀るこの神社は我が子の健やかな成長と大成を願うお母様の篤い信仰を集めている。神前の石鳥居は鎌倉時代の作で、国の重要美術品に指定されており、台座に刻まれた珍しい蓮弁により有名である。
元号が令和になったこともあり、ちょっと注目です。
子どもの成長と学業成就を守護。
菅原道真の母を祀る。神前の石鳥居が、京都三珍鳥居の一つ。通常は島木の下にある額束が、島木を貫通して笠木に至っていることと、台座に蓮弁が刻まれている点が珍しいとされる。他の二つは京都御苑内の九条池の畔に建つ厳島神社の本殿前にある鳥居と蚕ノ社の三柱鳥居。
菅原道真の母を祀る。神前の石鳥居が、京都三珍鳥居の一つ。通常は島木の下にある額束が、島木を貫通して笠木に至っていることと、台座に蓮弁が刻まれている点が珍しいとされる。他の二つは京都御苑内の九条池の畔に建つ厳島神社の本殿前にある鳥居と蚕ノ社の三柱鳥居。
名前 |
伴氏社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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明治初期の廃仏毀釈で東向観音寺に移された伴氏廟の後に建つ伴氏社は、菅原道真の母公を祀る北野天満宮の末社。暖かな愛情と厳しいまなざしを持って菅原道真を育てられた母公を祀ることから、我が子の健やかな成長と大成を願う母親の信仰を集めている。写真を撮り忘れたが、神前の石鳥居は蓮の台座に載った仏教色の強い鳥居。鎌倉期の作で国の重要美術品の指定を受けている。24/03/01、東向観音寺の伴氏廟をお詣りした後、伴氏社をお詣りした。