苔むした仏像、静寂の山道。
大門石仏群の特徴
墓地を彷彿させる。思うに、今は廃寺となったお寺の石仏を集め、祀ったのではないだろうか。
浄瑠璃寺や穴薬師寺から山道を行くと大門石仏群に付きます。この場所には石仏が山を作って規則正しく並んでいます。当尾の地にあった名もなき草仏をこの道端に集め、自然に還りつつある姿を目にすると、どこか遠い懐かしさを感じます。当尾らしくて非常にいいですね。さて、この大門石仏群の「大門」とは浄瑠璃寺の山門がこの場所にあったことにちなんだ名前です。ですが大門はどこにあったのか痕跡すら残っていません。この物言わぬ石仏達だけが、大門の在り処を知っているのでしょう。ですから、すぐ立ち去るのではなく、石仏達と向かい合ってじっくり眺めてみるのもまた一興かと思います。
山の中にひっそり佇む!
この一帯の地蔵尊が集められている感じです。春日神社の門前にあるので、神宮寺があったのかもしれません。自転車か徒歩で行きましょう。車で行くと天罰が下りそうな狭小路です。
石仏群は二山あり。道路を隔てた摂社春日神社とともに、他の当尾の石仏と異なる独特の雰囲気があります。
名前 |
大門石仏群 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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苔むした仏像がならん出います。