笑顔の阿弥陀三尊に会える道。
岩船阿弥陀三尊磨崖仏(わらい仏)の特徴
くっきりと岩に彫られている。岩が白いため、新しく彫られたような印象を受けるのだが、1299年の作だとか。
石仏を意識して見たのは初めてのような気がしますが、笑っているような阿弥陀如来さんを見てほっこりしました。
当尾の石仏群の中で最も有名な石仏です。風蝕も少なく、仏様の表情の豊かさも維持されています。
当尾の石仏の道、1番人気の阿弥陀三尊像明るくて足元の良い場所にあるので落ち着いて説明を読むことができる。
この辺りの石仏群を代表する仏様であり、仏の表情にもユーモアが表れていて、ほ!っとする。場所も展望よく満点。
当尾の石仏たちは色んな表情が楽しめますが、笑い仏は三尊とも福々しい温かなお顔が嬉しくなります❤️
当尾に数ある石造仏のなかでも、もっともあたたかみにあふれている。隣の地面に埋まったお地蔵も含めて、ここでいったい何人の先人が手を合わせたり、涙を流したり、笑顔になったりしたんだろう。2020.11.22 3回目の対面。前回は2017.5
優しい笑みをたたえた阿弥陀三尊(蓮台をもつ観音、合掌した勢至の両菩薩を従えた阿弥陀仏)で、当尾の石仏の中でも最も知られた石仏の一つ。上部の石が廂となって風蝕もない。大工末行の銘がある。すぐ東方の弥勒仏も末行の銘を持つが年号は25年の隔たりがある。
笑顔に見える石仏様がおられます、左どなりにねむり仏様もおられました。
名前 |
岩船阿弥陀三尊磨崖仏(わらい仏) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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阿弥陀三尊磨崖仏は、鎌倉時代後期、永仁七年(1299)に造立されたものです。府指定文化財に指定されています。花崗岩製で中尊の像高76cmです。大岩が笠のように乗り、下の巨石に蓮華座上に坐す阿弥陀三尊像が刻まれています。わらい仏は、当尾のシンボル的存在です。伊派石大工 伊(猪)末行(いのすえゆき)の作品です。この地は、古くは小田原と呼ばれ興福寺の領地でした。岩船寺もその頃、興福寺一乗院の末寺で、石工末行はその関係で仕事をしたと考えられています。中尊 阿弥陀如来坐像、薄肉の二重円光背を負い、蓮華座に坐す定印の阿弥陀如来が半肉彫りされています。螺髪や衲衣など細かく刻まれています。左 勢至菩薩(せいしぼさつ)坐像、蓮華座上で坐し合掌しています。右 観音(かんのん)菩薩坐像、蓮華座上で坐し蓮台を捧げています。刻銘:「大工末行」 刻銘:「永仁七年(1299)二月十五日、願主岩船寺住僧」岩船寺僧の発願により、鎌倉時代中期の永仁七年(1299)に石大工 伊(猪)末行により造立されました。