民藝運動の父、吉田璋也の世界。
旧吉田医院の特徴
映画裸の大将に関する展示があり、作品が見どころです。
特別公開期間中に入館できる貴重な体験が楽しめます。
映画ファン必見の名所として、多くの訪問者が集まっています。
特別公開期間中(2020.9.5~11.8)に入館(入院)です。玄関を入り半円を型どった階段を上がると受付、待合室、診察室、手術室、書斎兼研究室等が当時そのままの状態で息づき、窓を通して陽光を浴びている部分は一層、黒光りに輝いています。陰影のある間取り、細かい部分までにも美を丁寧に織り込んでいます。ゆっくりと診察室から隣の手術室に入り見学していると吉田先生や吉田医院等の周辺のご事情をよく精通した男性が丁寧に説明をして下さいました。お話を聞いていてまるで先生も蘇られたようでした。聞いた話に記憶違いが有るかも知れませんが要約すると(昭和27年の鳥取大火で医院も焼け落ちたが、直ぐに先生が医院の建築設計を一人で全部書き上げ、それだけでなく診察の机や椅子、患者さんの座る椅子、手術台等医院備え付けの調度家具、収納ケース等も全てご自分で設計をなさった。それをたくみ工芸店]が手直し無しに七ヶ月で全て完成させ、大火から一年位で吉田医院を再開業させた。当時の耳鼻咽喉科の患者さんは圧倒的に蓄膿症を患いこの手術台で手術でした。先生の娘さんは小児科を、娘さんの旦那さんは内科を、先生は耳鼻咽喉科を診ておられたから吉田医院は小児科・内科・耳鼻咽喉科の患者さんが通院です)等々お話は尽きませんでした。お話を参考に帰宅後に次の事が判明。昭和23年(1948年)吉田医院開業、4年後の昭和27年(1952年)鳥取大火で消失・再建。先生は昭和47年9月13日 ご逝去(享年74歳)昭和49年 鳥取市名誉市民「旧吉田医院」は明治、大正、昭和、平成、令和と時代を受け継ぎながら息づいています。
中を観ることはできませんでした。外観だけをパチリです。
映画「裸の大将」で知られる山下清さんの作品が飾られています!鳥取の大火で全焼してしまった建物を再現したのが今の建物だそうです。入ってすぐの円状の階段が印象的です。高級列車「瑞風」のツアーでは、民藝美術館→旧吉田医院→仁風閣→砂丘をめぐるのだそうです。こちらの建物は普段は非公開で、何かのイベントの時に一般公開されます。アンテナを張っておいてください^^
映画「裸の大将」で知られる山下清さんの作品が飾られています!鳥取の大火で全焼してしまった建物を再現したのが今の建物だそうです。入ってすぐの円状の階段が印象的です。高級列車「瑞風」のツアーでは、民藝美術館→旧吉田医院→仁風閣→砂丘をめぐるのだそうです。こちらの建物は普段は非公開で、何かのイベントの時に一般公開されます。アンテナを張っておいてください^^
名前 |
旧吉田医院 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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日本における民藝運動の父の一人、吉田璋也による自宅兼職場であった旧吉田医院です主に秋に一定期間特別公開されます鳥取大火の直後に建設計画を始め、洪水にも対策出来るように高い倉庫の上に建物が建ち、三階建てが建てられないなら屋根裏を作って住むなどなど面白い造りになっています特筆すべきは、自身のこだわりを反映した吉田璋也のデザインで、角を徹底して落とした面取りを見える限り行い、調度品なども用の美としての使い易さにこだわりぬいていますまた、吉田璋也の同輩が山下清の主治医であったことから鳥取に招聘、その際に描かれた絵や写真も飾られていますこうした説明など公開中はスタッフの方が丁寧に説明して下さるのでとてもわかり易いです歴史、建築、民藝など興味がある方は機会があればオススメです併せて、すぐ向かいに民藝美術館、民藝の器の販売店、民藝の器でご飯を食べられるお店もあります。