延長三年の神社、歴史を感じる。
川岸町諏訪神社の特徴
石の鳥居が風格を醸し出し、神々しさを感じる場所です。
桃山時代の貴重な遺構である彫刻が魅力的です。
烏川近くのサイクリングロードに立地し、訪れやすい神社です。
本殿は覆い屋の窓に板の格子がはめられていて、右面、背面は動きません。が、左面は僅かにスライドするので、彫刻の撮影ができました。
石の鳥居は風格があります。拝殿本殿の彫刻も精巧に製作されている。笠付庚申塔も珍しい。
神々しく、綺麗に清掃された神社で、お参りが出来ました。
現在の高崎市新町には諏訪神社が二つあります。宿場町として旧中山道沿いにある諏訪神社と、この新町下河原の諏訪神社で、こちらの諏訪神社には毘沙吐村(上里町毘沙吐)から遷座されてきた歴史があります。毘沙吐村の全村移住(参考資料より抜粋)弘化三年(1846年)の大洪水で壊滅状態となり、神流川の西、新町下河原に村を移した。この年の6月中旬から7月上旬にかけて大雨が降り続き、実に66%の土地が流失し、神流川に面した家25軒、烏川通りの家2軒が濁流に呑まれました。その年の10月、村民は神流川対岸の笛木新町字下河原への全村移住を決意します。笛木新町側との交渉や、代官への願書提出を経て、岩鼻陣屋から正式に移住許可が出たのは、嘉永元年(1848年)のことでした。そしてまず龍光寺と諏訪神社を遷座し、新しい土地での平安な暮らしを祈ったのです。毘沙吐村の歴史については、江戸時代末期の大洪水での全村移住は資料にありますが、村の発端の歴史については洪水での流出もありますが、ほとんど資料が残っていないようです。室町時代の資料である、武田氏朱印状(1568年)に「先御判之地毘沙吐河合両地」の記述があり、毘沙吐の地名は古くは16世紀の文書に見ることができる(上武大学資料)。とあるのが、資料として歴史を遡れる限界のようです。「諏訪神社の海老虹梁(えびこうりょう)」という表示板には、この神社は延長三年(925年)毘沙吐村に造られたと伝えられます、とその背景が語られず、創建年がズバリと出てきますが、何とも言えない感じがします。
R2.3.5参拝。
玉村町と新町を繋ぐ岩鼻橋近くに鎮座する神社。新町7区にある。
神社の起源は延長三(925)年といわれ、現在の社は宝暦四(1754)年に造営されたもので「海老紅梁」に「ブドウとリス」の彫刻があり、桃山時代の遺構として貴重なものである。境内には「東音頭」の解説板や「河岸町沿革碑」、「正徳の道標」(1712)年などがある。
諏訪神社の海老虹梁この神社は延長三年(925)毘沙吐村(埼玉県上里町)に造られたと伝えられます。弘化三年(1846)に村を襲った大洪水のため境内及び全村悉く押し流され、村は壊滅状態となり新町の下河原に移り、当社も現在地に移築されたと言われます。社殿は宝暦年間(1751~1764)に造営され、中央に諏訪社、右に大杉社、左に稲荷社の三社が置かれています。建築は精巧を極め、特に海老虹梁(エビの様に湾曲した梁)の「ぶどう」と「りす」の彫刻は、桃山様式を窺わせます。(境内案内板より)拝殿から覗き込むと、ずっと奥に本殿の三社が並んでいることは分かりますが、流石に海老虹梁までは肉眼で確認は難しいです。拝見できるチャンスを得られた方はかなり幸運だと思います。境内右側にある社は古峯神社のようです。笠付庚申塔・道標人体には三種類の虫(三尸)がいて、六十日ごとに来る庚申の夜寝入った人体を抜け出し天帝に日頃の罪業を報告すると言われます。三尸が登れない様に寝ずに酒盛り飲食をして夜を明かし、治病・長寿を得る庚申待という行事がありました。この庚申待を記念として建てたのが庚申塔です。庚申塔の正面には「正徳二年 本ふじの木 奉建立庚申供養 施主村中 辰十月十日」、そして右側面に「従是右本庄宿」、左側面に「これより 左 加し加い道」と刻まれています。このことから、道標として街道の辻に建てられたことがわかります。「従是本庄宿」と刻まれていることから、安政七年(1857)まで神流川の東にあった毘沙吐村が、度重なる洪水で新町へ村移りする以前に造立され、村移転の際に当所へ移建されたことを示しています。(境内案内板より)境内には複数の末社石祠や道祖神石碑、絹笠明神石碑、猿田彦大神石碑があります。笠付庚申塔は境内右側の古峯神社の更に後方にあるもののようです。
社も境内も綺麗に手入れしてありましたすぐ後ろが烏川で土手にサイクリングロードが整備されていますのでサイクリングがてら寄ってみるのも良いかもしれません境内末社に大杉社、稲荷社と立て札に記載がありますが1つしか分かりませんでした車は境内に駐車できます。
| 名前 |
川岸町諏訪神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0274-42-3303 |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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