昭和の風情、葉山で味わう。
山口蓬春記念館の特徴
山口蓬春が過ごした邸宅を改装した美術館です。
ジャポニズムを感じる手入れの行き届いた庭園が魅力的です。
吉田五十八設計による美しい建築が訪れる人を魅了します。
年に1〜2回うかがっています。企画展の他、季節によっても展示されている作品が異なり、毎回楽しみです。本館の建物、お庭もステキですし、別館はのんびり海を見ながらくつろげるスペースもあり、ゆったりと豊かな時間を過ごせる記念館です。
葉山でリフレッシュしようと出かけ、駅でいただいたリーフレットを見て知りました。日本らしさをしみじみ味わいたい方や古き良き建築がお好きな方々にオススメしたいです。アトリエはあとでお友達が設計なさったとか。とても素敵な空間。動物たちの絵、さまざまなロケーションの画に心がキュンキュンしました。うつろいゆく年月はさまざまな画法を変えたことが伺えました。タイムトリップした気分になれました。庭園も受付の方のお話にも和みました。
通りから案内表示に従って、細いけっこう急な小道を登って行くとすぐ着きました。高低差の中に色々な草木を配した庭があり、画伯自身も花を育てたりされていたそうです。展示は作品や岩絵の具、下絵、手本にされた古い絵や陶磁器(宋、明代?)、使われていた時のままの画室などもあり、興味深くゆっくり見られます。いく部屋もあり、庭に面した風情のある居室もきれいに保たれています。新館2階からは程よい距離に海がよく見えました。斬新なモダニズムはここで発想されたのかなという気もします。
山口蓬春記念館は、葉山一色海岸北の丘陵に位置し、昭和の日本画家・山口蓬春が約23年を過ごし、数々の名作を生み出した邸宅、アトリエをミュージアムとして公開している。山口蓬春は明治26年(1893年)に生まれ、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科で学んだ日本を代表する画家で、皇居新宮殿の杉戸絵「楓」はあまりにも有名。建築家で東京美術学校同窓の吉田五十八が設計した、寄棟造(よせむぬづくり)の桟瓦葺(さんかわらぶき)の平屋建ての主屋と数寄屋造りの画室は、国の有形文化財に登録された。
建築家吉田五十八設計による画家の家。庭を取り込んだ画室、客間が素晴らしい。ディテールも然り。山口蓬春の作品がもっと沢山見えたら更に嬉しいのだが…。
葉山女子旅きっぷ旅行のついでに何気なく寄ったのですがとても良かったです!画家がお家を建てると、こんな場所で、こんなに素敵なお家を建てるんだなとしみじみセンスの良い暮らしに思いを馳せました。インテリアも建築もお庭も全てが素敵でした。スリッパで中を回れるのもお宅訪問みたいで良かったです。女子旅切符のごほうび券で入場+クリアファイルなどの各グッズが付いてくるのですが、入場券(600円)+お土産500円券の方が嬉しいかなーと思いました。(それとも京急の規定で商品券は出来ないのかなー。)絵葉書2枚を買って良いお土産になりました。
2021年12月下旬訪問。アトリエ兼邸宅がそのまま美術館になっています。お昼ごろの訪問でしたが空いていて快適に観賞出来ました。作品の撮影はできませんが、アトリエ含む建物や庭園は撮影可能です。
風情あるお庭と日本画が迎えてくれます。
エントランスからのアプローチが素敵です。アトリエから見下ろす景色も素晴らしい。当時は木立も低く、もっと海が見えたのかな。さぞ絵筆が進んだことでしょう。近代美術館の帰りにぜひ寄ってみてください!
名前 |
山口蓬春記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
046-875-6094 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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平日ゆっくり観る事が出来て良かった。