慈悲深い薬師如来、病を癒す。
京都市医徳山 薬師院の特徴
京都十二薬師霊場の第9番で、疫病においても信頼されてきたお堂です。
黄檗宗の寺院として、由緒ある歴史が丁寧に説明されています。
本尊の薬師如来は伝教大師最澄の自作で、特に病気平癒のご利益が期待できます。
二条通釜座通を北に行った西側にポツンとお堂があります。このお堂が黄檗宗の医徳山 薬師院になります。「こぬか薬師」の通称で知られる。普段は、お堂前での参拝ですが、今回、京都十二薬師霊場の特別公開といことで、お堂内でご本尊を参拝する機会に恵まれていい日になりました。通称名の由来薬師院の住職の夢に「我が前に来れば一切の病苦を取り除こう。来ぬか、来ぬか」と薬師如来のお告げがあったという。以後人々が当院を訪れて祈願すると病気が平癒したので、「こぬか薬師」という名で呼ばれるようになったという。札所として・京都十二薬師霊場 第9番札所 薬師院(不来呼ぶ薬師)・通称寺の会(こぬか薬師)2023年10月訪問。
丁寧に、歴史を説明頂けました 黄檗宗の寺院 京都十二薬師霊場 全て参拝すれば満願証がいただけます。
たくさんの病気持ちとしては、是非ともあやかりたいお寺ではあるが、 行ってみると 御堂一軒ポツンと建っている。 えっ?これだけか と思ってしまう。 御堂の前には わずかに灯籠と 草木があって、 後は すべて アスファルト敷き。 裏側が 駐車場になっている。 誰もいなかったので 御朱印は いただけなかった。 今更 たくさんの病気が 全部治るとは思ってもいないが、 せめて 平均寿命までは 生きたいと思っている。
黄檗宗→万福寺→徳川ということで三つ葉葵が掲げられていました。話の中で唯一覚えているのが10/8の御開帳の日限定でいただける金紙御朱印にも三つ葉葵がある模様。この日は御朱印行列ができるほどの盛況ぶりで秘仏は小さく本堂内でかなり近づかないと見えないということもあり、じっくり説明している時間的余裕もないので普段の御朱印応対の際はまず御由緒の説明をさせていただいているとのこと。
10月8日は年一回のご開帳の日でした。とてもミニマムなお薬師さんが見れます。
烏丸御池から北東に歩いて15分ほど、京都の街中にあるお薬師さんです。今年は伝教大師最澄の1,200年後遠忌で、デジタルスタンプラリーをやっています。地域の方達の信仰が良く分かるお堂でした。
薬師如来をご本尊とするお寺。この時代こそ、こぬか薬師のお力で、コロナの世の中を平癒に導いてほしいと切にお祈りします。
京都らしく町中にひっそり佇む。二条付近に多い薬屋さんの起源とか。近くに赤十字病院もあり、診察や見舞いの帰りに立ち寄るのもいいのでは。
とても良いお話をして頂きました。御朱印も素敵です。門の外にある祠のお地蔵様は夫婦地蔵で珍しいそうです。
名前 |
京都市医徳山 薬師院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-211-1890 |
住所 |
〒604-0014 京都府京都市中京区釜座通二条上る大黒町694 |
HP |
https://www.kyoto12yakushi.net/%E7%AC%AC%EF%BC%99%E7%95%AA-%E8%96%AC%E5%B8%AB%E9%99%A2/ |
評価 |
4.0 |
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京都十二薬師第9番霊場寛喜2年(1230)疫病が広がり、住職の夢に如来が現れて「一切病苦の衆生、我が前に来たらば諸病のことごとく除くべきに、来ぬか、来ぬか」と夢告があり、人々の病が平癒したことから、こぬか薬師と呼ばれるようになったそうです。