江戸時代の道標、歴史が息づく。
金沢横町道標(4基)の特徴
東海道と金沢道の分岐点に位置する道標が魅力です。
江戸時代から続く交通の要衝を感じる場所です。
状態の良い四基の石碑が整然と並んでいます。
程ヶ谷宿お休み処(程ヶ谷番所)の説明係りの人にはお世話になりました!
東海道保土ヶ谷宿刈部本陣の江戸方200m、東海道本線保土ヶ谷駅から300m程の所に金沢八景や鎌倉への追分がある。東海道から金澤道・東浦賀道の起点である。ここに4基の道標が残されていて往時を偲ぶことができる。説明板に記されていることを、右側の大きい道標から順に記していきたい。① 円海山之道天明3(1783)年造立で左面に「かなさわ かまくらへ通りぬけ」と刻まれている。② かなさわ かまくら道天和2(1682)年造立で左面に「ぐめうし道」と刻まれている。③ 杉田道文化11(1814)年造立で、正面に「程ケ谷の枝道曲がれ梅の花 其爪」と刻まれている。句碑を兼ねた道標は珍しい。④ 富岡山芋大明神社の道弘化2(1845)年造立。芋明神は富岡の長昌寺で疱瘡の守り神として信仰を集めていた。(写真は口コミ投稿後いつの間にか消えてしまう)
2022/12/4何年か前に此処を通った際、石塔が家の壁際に置いて有るのを目にしながら、何の興味も無かった。最近は趣味が変わった。当時のこの辺りの町並みからガラリと変わってモダンになり、4つの石塔をじっくり見れる環境だ。詳しい解説書が有るので理解するのは容易だが、自分の目でも確かめたい。右の碑から順に番号を付け、正/右/左の各面を見る。1.正:「◯◯◯村 道法三里余 圓海山之道 かなさ◯かまく◯◯◯◯◯」1.右:「えんかいさんみち」1.左:「天明三 癸◯ 年三月吉日 ◯土◯谷宿 ◯主 大須賀吉右衛門」江戸時代1783年、願主 大須賀吉右衛門により建立と読める。(?村)から3里のところに、円海山が有るということか。調べると、峯のお灸で有名な円海山護念寺(磯子区峰町)という寺に行く人々のための道標らしい。此処から12kmほどかも。説明では、左面に かなさわ・鎌倉へ通り抜け と有るが、これは正面左側ではないのか?2.正:「◯◯◯◯ かなさわ かまくら道」2.右:「天和ニ 戌歳 十月一日 武刕岩間町」2.左:「ぐめうじ道」江戸時代 1682年、武州 岩間町が建立。左面に 弘明寺道 とある。3.正:「程ヶ谷の枝道曲がれ(梅の花) ◯◯」3.右:「文化十一年 甲戌 三月十日」3.左:「是◯◯杉田道」江戸時代 1814年の建立。正面の字は其爪(きそう)の句とされる。この字体では、多くは説明書を元に想像するしか無い。左面は、「これより杉田道」と想像する。磯子区杉田近辺にあった梅の名所のための道標。江戸から来る人は、東海道程ヶ谷宿から分かれる金沢道を通り、杉田梅林に来た。4.正:「◯◯◯◯◯ 冨岡山芋大明神社◯乃道 是を◯◯◯◯三◯」4.右:読めなかった。4.左:人名のようだが解読不可。江戸時代 1845年の建立という。修復されているが、道標としての文字が読めない。「 冨岡山芋大明神への道」とは読める。最初は 山芋 と読んだが、そうではない。資料によれば、正面に刻んであったのは、「ほうそうの守神 富岡山芋大明神江乃道 是より行程三里 」「芋大明神」とは、天然痘(疱瘡、ほうそう、当時イモガサと呼んだ)に効く湧水が湧く富岡の「芋観音」。現在は長昌寺(ちょうしょうじ)内に在るが、当時は少し離れた所に在り、昭和初期に移転された。
東海道と金沢道などとの分岐点に4つの道標が置かれている。・円海山之道・かなさわ、かまくら道・杉田道・富岡山芋大明神社の道。
歴史を感じる4本の石碑が建っています。文字は判別できないほど風化が進んでいます。
江戸時代、もっと古くから保土ケ谷の地は交通の要衝であり、人の往来が盛んであったことがしのばれます。
東海道と金沢道の分岐点。京都方面へ向かうなら直進、金沢八景を見るなら左へ。保土ケ谷宿は全体的にしっかり史跡の整備をされているように思える。こちらも石碑を集約したきれいな屋外展示になっている。多くの歴史上の人物がこの地を通ったと思うと感慨深い。
この地は、旧東海道と金沢・ 浦賀往還「かなさわかまくら道」の交差点で金沢への出入口にあたるため通称「金沢横丁」と呼ばれていたそうです。金沢・浦賀往還には、弘明寺、円海山、杉田、富岡などの信仰や観光の地が枝道にあるため、道標として四基が建立され現在も残っています。
東海道と金沢道の分岐点。京都方面へ向かうなら直進、金沢八景を見るなら左へ。保土ケ谷宿は全体的にしっかり史跡の整備をされているように思える。こちらも石碑を集約したきれいな屋外展示になっている。多くの歴史上の人物がこの地を通ったと思うと感慨深い。
| 名前 |
金沢横町道標(4基) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
〒240-0013 神奈川県横浜市保土ケ谷区帷子町2丁目71 |
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江戸時代に道標(みちしるべ)として建てられた4基の石の柱。この辺りは旧東海道と、かなさわかまくら道(今の金沢区、鎌倉市に続く道)の交差点で金沢横丁と呼ばれていたそうです。保土ヶ谷お休み処のほとりにあります。