小松で心に響く芭蕉句碑。
芭蕉句碑小松建聖寺 「志ほらしき 名や小松ふく 萩すすき」の特徴
小松市寺町にある建聖寺の山門脇には、芭蕉句碑が立っているとのことです。
芭蕉自筆の影印があり、文学ファンにはたまらないスポットです。
小松市寺町〔建聖寺〕の山門脇に芭蕉句碑が建っている。1基目(旧碑)には蕉翁 しほらきし名や小松吹萩薄江戸時代、宝暦年間(1751~1764)の建立とされる。2基目(新碑)にはしほらしき名や小松ふく萩すゝき はせをこちらの建立年代は不明。句は、元禄2年(1689)7月25日、本折日吉神社の句会の発句。また、この建聖寺には立花北枝作の芭蕉木像がある。
名前 |
芭蕉句碑小松建聖寺 「志ほらしき 名や小松ふく 萩すすき」 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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42.小松【芭蕉自筆影印】①おくの細道紀行文小松登云處爾て(小松と云処にて)志本らしき名や小松吹萩薄(しほらしき名や小松吹萩薄)此所太田の神社耳詣 斎(?)藤別當眞盛可甲 錦の切あり 其昔源氏尓属せし時 義朝公より(?)多万(?)ハらせ多万(?)ふ登可や 氣尓も平士の无のにあらす 目庇(マビサシ)より(?)吹返しまて 菊可ら艸の本りもの金をちり者め 龍頭耳鍬形打堂利 真盛討死の後 木曽義仲願状尓そへて 此社耳こめら禮侍るよし 樋口の次郎可使せし事共 まのあ多り縁記(?)尓見え多利(此所太田の神社に詣。斎(?)藤別当直盛が甲、錦の切あり。其昔源氏に属せし時、義朝公より(?)たま(?)はらせたま(?)ふとかや。げにも平士のものにあらず。目庇(マビサシ)より(?)吹返しまで、菊から艸のほりもの金をちりばめ、龍頭に鍬形打たり。真盛討死の後、木曽義仲願状にそへて、此社にこめられ侍るよし、樋口の次郎が使せし事共、まのあたり縁起(?)に見えたり。)むさ無やな甲の下のきりゞゝ春(むさむやな甲の下のきりぎりす)②「わせのかや」等三句懐紙志本らしき名や小松婦く萩薄ぬ禮て行や人も於可しきあ免の萩【句碑】①建聖寺小松市寺町94志ほらしき名や小松ふ久萩すゝき②本折日吉神社小松市本折町1志於らしき名や小松吹く萩薄③莵橋(うはし)神社小松市浜田町イ233志をらしき名や小松ふく萩薄④多太神社小松市本折町72 鳥居・参道右むざんやな甲能し多のきりぎりす(むざんやな甲のしたのきりぎりす)⑤多太神社あなむさん甲の下能き里ゝゝ春(あなむざん甲の下のきりぎりす 初案 大垣記念館)【芭蕉像】①多太神社②建聖寺42.小松(つづき)【句碑】①丸内三ノ丸の公園小松市丸内1-19しをらしき名や小松吹く萩すゝき②すわまへ芭蕉公園小松市浜田町八ぬれて行や人もをかしき雨の萩③大川大橋南詰小松市大川町2ぬ禮て行や人も於可し支あ免の萩(ぬれて行や人もおかしきあめの萩)「自筆『わせのかや』等三句懐紙を拡大」④丸内三ノ丸の公園ぬれてゆく人もをかしや雨の萩⑤丸内三ノ丸の公園むさんやな甲の下のきりぎりす《施設・句碑拡大写真はgoogle検索「芭蕉句碑の解読」》