古代の息吹を感じる江祥里。
”古代の息吹”角鹿郡司角鹿直綱手の古代住所は江祥里。江祥里は余座地区か。江祥里⇒与祥(和名抄931~938年)⇒与祥(善妙寺古文書1558年)⇒余座地区余座地区の余坐村(よざ)<敦賀志>氏神、横坐(よざ)神社。式内、里俗、白山権現と云う。境内ニ天照皇大神・気比大神・常宮大神を同殿にまつれる御社ます。此の村の名、今ハよざと音にて唱うれ共、古くハ余坐・横坐ニよくらの仮借也。いつしか坐くらを音にて呼ぶ事となれり。和妙抄敦賀郷名の条ニ「与祥」と載せたり。資元(敦賀志の著者)此の与祥ハ余坐の事成るべくはやくより思い定め置きつるが、此のころ善妙寺の古書共を見し中に、永禄元年(1558)五月朔日の日附にて、天野弥七郎景重が新寄進状ニ、「在坪ハ与祥村の西」と見えたり。永禄元年ハ今より弐百九十年許前也。其の頃迄、尚与祥の字を用いられし事、此の文中に見えたるハ、いとめずらしく覚ゆ。(お疲れ様、・・)
名前 |
横椋神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.jinja-fukui.jp/detail/index.php?ID=20160830_111419 |
評価 |
4.0 |
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高架のバイパスが(平成に)できてから、20年以上その道路の下でひっそりとたたずんできました。神社のすぐ目の前では、元号が令和に変わった後の2023年に敦賀駅開業予定の北陸新幹線の工事が始まっています(2018年現在)。この敦賀にして、まるで大都会で肩身の狭い思いをしている神社のようです。近くを歩く人は減り、神社の上を車や新幹線で通っていく人々は増えていきますが、時代を越えて交通の要所である敦賀を見守ってくれているのだと思います。2021/3追記:新幹線の高架がほぼ真上を通る様子は天筒山の舞崎遺跡から望めます。