切幡寺で体感する真言八祖の歴史。
奥之院八祖大師の特徴
四国八十八カ所10番札所切幡寺の最上部にあるお堂です。
大塔の奥に位置するハ祖大師の入口が魅力ですね。
真言八祖に由来する興味深い歴史があります。
大塔から80m山道を登ります。
四国八十八カ所10番札所切幡寺の最上部に位置するお堂です。徒歩で向かうには本堂までの階段を含めてやや距離があります。又、この付近は山の茂みに囲まれて神聖な静けさを感じます。
本堂に向かって左手の大塔の、さらに左手奥にハ祖大師への入口があります。
真言八祖とは、龍猛(りゅうみょう)インドの僧龍智(りゅうち)南インドの僧…8世紀初めに金剛智に伝授したとされる。金剛智(こんごうち)南インドの僧…671-741 中国に渡り金剛頂経などを訳出した。不空(ふくう)北インドの僧…705-774 唐へ渡り密教を広めた。善無畏(ぜんむい)中インドの王族出身…637-735 中国で大日経などの経典を訳出した。一行(いちぎょう)唐代の僧…683-727 善無畏とともに大日経疏をまとめた。天文学者でもあった。恵果(けいか)唐代の僧…746-805 不空の弟子で空海の師。現在は四国八十八ヶ所の0番札所とされてある青龍寺の阿闍梨でした。空海(くうかい)774-835 平安初期の僧…入定から86年後の921年に醍醐天皇より弘法大師の諡号を与えられた。10人の直弟子がいた。法号に「真」の字を持つ者は空海のもとで得度した僧。実慧(じちえ)…空海の親戚。道興大師。真済(しんぜい)真雅(しんが)…空海の実弟。法光大師。道雄(どうゆう)…京都に海印寺を開く。円明(えんみょう)真如(しんにょ)…第51代の平城天皇(へいぜいてんのう)を父に持つ高岳皇子(たかおかのみこ)が出家。67歳でインドを目指すも道中で入寂している。虎に喰われたそうですが、マラリアに感染したとの説もある。杲隣(ごうりん)…伊豆に修善寺を創建した。泰範(たいはん)…最澄のもと愛弟子。智泉(ちせん)…空海の甥忠延(ちゅうえん)
名前 |
奥之院八祖大師 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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マスターやず(原文)八祖大師。