四万十市の天守閣風博物館。
四万十市郷土博物館の特徴
四万十市郷土博物館は、犬山城を模して作られた天守閣風の建物です。
展望台からの眺めが素晴らしく、美しい四万十市の街並みを楽しめます。
中村城の歴史を展示した資料が豊富で、地域文化を深く知ることができます。
中村城は、四万十市丸の内に中世から近世にかけてあった平山城で、別名為松城とも言います。郷土博物館は、土佐藩初代藩主の山内一豊の弟、康豊の居城であった中村城跡にある城の形をした博物館です。館内には、四万十川での暮らしや歴史・文化や観光案内の他、鰻について色々と紹介されています。最上階は展望台となっており、四万十川、四万十市街地を見渡すことができます。郷土博物館は、中村城の二の丸跡に模擬天守の形で造ったもので、外観は中村城ではなく犬山城をモデルに設計されているようです。
2024年7月、初訪問。某歴史シュミレーションゲーム好きの私としては、中村といえば公家大名 土佐一條氏なのですが、その土佐一條氏を学ぶ為に訪れたのがこちらの博物館。レンタサイクルで行ったのですが、それでなくても山の上なのに猛暑の時期に行ったもんだからもうつらいのなんのって、しかも結論からいうと展示内容もパッとしないし、土佐一條氏のことも通りいっぺんの紹介のみで新しい発見はナシ。最上階の展望室からの眺めは良かったけれど、これで入館料440円も徴収するとはなかなか強気ですな四万十市さん。ほんとなら交通アクセス悪過ぎ、コスパ悪過ぎで星1つでも致し方なしという状況ですが、この博物館の不足点を大いに補ってくれたのが、本業はバスガイドをされているという案内係のおばさん。深い専門知識はないものの、バスガイドという職業を活かして説明は上手だし、地元の人の土佐一條氏に対する生の声を聞くことが出来たので大変良かったです。私、今回、松山から四国に入って中村まで来たわけですが、松山では郷土の英雄が加藤嘉明さんだということを知って驚きました。加藤さんは確かに松山城を築城し、現在の松山の基盤を作った偉い方ですが…そこ!?と。加藤さん以前に松山の地を統治してきた河野一族の皆さんの立場って一体…と。では、ここ中村ではどうか?というと、バスガイドのおばさんがおっしゃるには、郷土の英雄は土佐一條氏だそうです!そしてその根拠もいろいろ紹介してくださいました。安心しました。中村は高知県であるにも関わらず、山内でも長曽我部でも、ましてや坂本龍馬でもなく、郷土の英雄として不動のセンターは「いちじょこさん(一條公さん)」だったのです!他地域ではほとんど知名度のない土佐一條氏を地元では郷土の英雄としてその実績をしっかり記憶に残し、崇敬しているのです。中村駅の売店で「一條公」なる和菓子を発見した時、もしや!?とは思っていましたが、さすが中村の皆さんはわかってらっしゃる!しかしそれなら博物館の展示内容ももっと土佐一條氏にフィーチャーしてよ!とも思いましたが。あと、某歴史シュミレーションゲームでは中村の英雄である土佐一條氏の4代目当主の一條兼定さんが絶望的に無能扱いされているのですが、これについて中村の皆さんはどう思っているのかも知ってみたかったです…
中村城を模して作られた博物館。四万十市の歴史や文化が展示されています。天守?6階は展望室となっており、「土佐の小京都」中村が一望できました!
博物館にしてはやや小さいかな? 高知を知る、というよりは中村市あたりの地域をとりあげてる感じです。高知の小京都と呼ばれる中村を一望できる屋上がウリでしょう、
二の丸で土塁が巡ってます馬《●▲●》助ヒヒーン♪
この四万十市郷土博物館は、高知県四万十市丸の内に位置します。ここは現在四万十市中村の中心地である、市街地横にある為松山(標高90m)の高台に造られている。昭和48年に建設された模擬天守である。館内には、市の歴史、文化、民族、生物等の資料や文化財が展示されている。但し入館料が入り、大人440円必要である。本日は水曜日で休館であった!中村城は最初は為松氏の為松城があったが、江戸時代に山内一豊の弟の康豊が居城した。元和元年(1615年)廃城となる。中世(築城年は不明)から近世にかけての城で、土塁、石垣、曲輪跡が残っている!?
天守閣の展望場所から見る四万十市の街眺めが良い。
地元の「始まり」を知る良いところ✨
中村城と呼んだ方が良いです❗
名前 |
四万十市郷土博物館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0880-35-4096 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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国道441号から見えるお城だったので地図を見ながら現地に到着。案内看板は小さい。幡多地域の歴史を知ることが出来る施設。犬山城をヒントに作られたとのこと。博物館までの道は狭いので大型車は不向き。博物館最上階からの展望は最高。周囲は公園が整備されている。