海軍人が残した歴史的空間。
旧呉鎮守府司令長官 官舎の特徴
名だたる海軍人が暮らした歴史的な建物です。
櫻井小太郎が設計した重要文化財の荘厳さ。
呉の歴史を感じられる質実剛健な空間です。
呉の歴史を知る重要な場所。しかも国の重要文化財。呉でここは外せませんよ。☝️
呉鎮守府の司令官の庁舎。庁舎は洋館と日本家屋がくっついている昔の偉い方の住宅にみられるタイプの建物です。鎮守府の意味がよく分かりませんが、海軍の各地の管理本部みたいなものでしょうか?その本部長の邸宅です。かなり立派な建物で海軍における呉の位置付けが分かります。
歴史の重みを感じた。
古い建物ですが良く手入れされてあり呉教育隊の時いけず初めて行けて良かったです。
貴重な建物‼️o(*≧∀≦)ノ
(国重要文化財)木造平屋建てで、洋館と和館から出来ている櫻井小太郎の設計です。洋館は外観に英国風を取り入れ、屋根は宮城県雄勝産の天然スレートの魚鱗葺きになっています。玄関ドアには、海軍錨と桜のマークをデザインした硝子が使われています。壁や天井には、全国でも珍しい金唐紙が貼られています。和館は長官とその家族の住居として使用されました。座敷には、床の間や違い棚、付書院などが設けられ、畳廊下や縁側で結ばれています。壁は土壁で聚楽仕上げ または漆喰仕上げです。(リーフレットより)たまたま通りかかるとライトアップを催していたので寄ってみました。平素感じる雰囲気とは全く違うメルヘンの世界が其処にはありました。和館は灯りが点り、どこか懐かしい楽しい家庭の夕刻の日本がありました。ライトアップは残り12月20日(金)21日(土) 17時~20時[無料・館外]だけです。興味のある方はお急ぎください。
個人的には歴史的価値が高いのは知っています。ただ、興味が無い方には地味かもしれません。
質実剛健という雰囲気。落ち着いて会議をするには良い環境だったと思う。連合艦隊長官が 和服で涼んでいても、軍服姿でいても似合いそうです。台所も昔風。
名前 |
旧呉鎮守府司令長官 官舎 |
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ジャンル |
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電話番号 |
082-513-5021 |
住所 |
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HP |
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/bunkazai/bunkazai-data-102010500.html |
評価 |
4.3 |
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名だたる有名な海軍人が住んでいた場所です。しかしイギリス占領軍に接収された際に改造、一部取り壊しがされ、殆ど原型を留めていませんでした。その後日本に返還され呉市が観光資源として補修改修し、当時の状態に復元しました。当時の物で唯一残っているのが革張りの椅子です。復元された金唐革紙が大変美しく、絢爛豪華です。海軍らしい飾り付けや、龍の手の形の家具など一つ一つにこだわりがあります。海軍の威厳を見せつけるかのような豪華さで驚きます。一転居住スペースは質素な和室で、落ち着いた空間になっています。この官舎は、明治38(1905)年に建築され、第7代から第32代までの約40年間にわたって呉鎮守府司令長官とその家族が公邸として利用しました。官舎の設計は、イギリスで建築を学び、ヨーロッパを遊学したのち呉鎮守府建築科長となった櫻井小太郎(1870-1953)が行いました。木造の平屋建で、公的な利用をする洋館部と私的な利用をする和館部が結合する点が特徴的な建築です。洋館部の外観をハーフティンバー様式とし、屋根は天然スレート(粘板岩)の魚鱗葺きとするなど、当時の洋館建築に見られる特徴を有しながらも、内壁や天井の一部には全国でも珍しい金唐紙を用いるといった固有の特徴も見受けられます。建築から約90年を経て老朽化が進んでいたため、平成3(1991)年から平成8(1996)年にかけて調査と解体修理が行われ、明治38年の再建時の姿に戻されました。