命を供養する地蔵様。
骨カミ地蔵の特徴
1766年に造立された地蔵塔は、歴史的背景が深いです。
島原の乱にまつわる3万人以上の命が、ここで供養されています。
敵味方の区別なく集められた遺骨に対する思いが詰まった場所です。
島原の乱では3万人以上のキリシタン・農民が命を落とし、原城一帯で後に多くの遺骨が出土されました。散乱していた遺骨を敵・味方の区別なく拾い集めてその霊をなぐさめたのが、このほねかみ地蔵です。
『島原・天草一揆の終結(1638年)より130年ほど後の明和3年(1766年)、北有馬村願心寺の住職注誉上人と南有馬村の庄屋乙名らが、原城跡に残されていた遺骨を敵味方の区別なく拾い集め、供養した地蔵塔です。石碑の正面には「三界万霊乃至平等(さんがい ばんれい ないし びょうどう) 南無阿弥陀仏 骨塔 明和三戊七月十五日 」とあり、側面には願主の名前が刻まれています。』
名前 |
骨カミ地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/kiji0034735/index.html |
評価 |
3.7 |
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この地藏様は、1766年7月有馬村願心寺の注譽上人と各村の庄屋らが島原の乱で亡くなった人々の骨を、敵味方の区別なく拾い、れいを慰めるために造りまし。