熊本城から感じる歴史の重み。
闇り御門の特徴
現在の熊本城で最も城を感じられる場所だと思います。
闇り通路と呼ばれる暗がり通路が魅力的です。
大きな柱が沢山あり、しっかりした様子が見られます。
デッドスペースを活用してましたね。夜はきれいです。
現在(2024.04)の熊本城の一般客が立ち入れる場所の中で最も城を感じられる場所だと思います。つい足を止め、暫く見入っていました。
大きな柱が沢山あり、しっかりさせている様子が見られます。こちらは地震の目立った被害は無く、全国的にも珍しい地下通路を見ることが出来ます。
闇り御門は、「闇り通路(くらがりつうろ)」と呼ばれ、暗がり通路、闇がり通路とも書かれている場合もあり、熊本城の本丸御殿の正式な入口で、本丸御殿の地下トンネルの様な地下通路です。 二つの石垣を跨ぐ様に架けられた大きな梁、どっしりとした巨大なケヤキの柱が並んでおり、清正公ならではの設計をうかがわせます。唐破風の入口から闇り通路に入ると、石垣と天井の巨大な赤松の太い梁を支える大きな柱の列に圧倒される。このような地下通路を持つ御殿建築は全国にもあまり例がないそうです。釿(ちょうな)と呼ばれる手斧でけずられた跡(名栗面)がある梁で、古くから釿は主に柱や梁など用材の荒削道具として使われてきましたが、釿を使うと独特の波状の削り肌を残すことから、名栗面(なぐりめん)という表面の仕上げかたにも使われています。石垣の形に合わせて、木を削って組み合わせ、木材と石垣の接合部分を石の形に合わせて寸分違わず削る「光つけ」という作業が施されています。柱の間に玄関の上り框があり、板縁があり、中二階の玄関である式台之間(大広間への入口)へ続く階段が見えます。但し、現在この階段から上がることはできません。本丸御殿の闇り御門から闇り通路を通って、反対側に出る所にある門が乃開御門です。
名前 |
闇り御門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
096-352-5900 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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私が行った時は進入禁止になっていて入り口から眺めるだけでした。柱や天井の梁の太さに圧倒されます。