航海安全祈る天后堂巡り。
旧唐人屋敷天后堂の特徴
元文元年に建立された天后堂は、航海安全を祈願する重要な場所です。
唐人屋敷跡の魅力的な四堂巡りが楽しめる歴史的なスポットです。
近隣には公衆トイレや広場があり、散策の疲れを癒す絶好の休憩所です。
元禄2年(1689)に来航した中国人居住区として整備。当初、約20棟の長屋で、多くの中国人が生活していました。現在は市場と家々が並び、路地の先に中国様式のお堂が立ちます。
ランタンフェスティバルロウソク祈願四堂巡り☆(弐)天后堂中国南京地方の人々が航海の無事を祈願して元文元年に航海安全の神様とされる天后聖母(媽祖様)をおまつりしたものです。(市指定史跡)
天后堂は元文元年(1736)南京人らが初めて建てたと長崎名勝図絵に記されています。
天后堂は、元文元年(1736年)南京人が航海安全を祈願し、天后聖母を祀って建立したもの。関帝も祀っており、別名関帝堂とも呼ばれている。
唐人屋敷跡の4建築の一つ、天后堂です。福建会館にも天后堂がありましたが、こちらは南京の方々により造られた物のようです。元々唐人屋敷は、鎖国政策により唐人が収容された地域ですが、収容された理由は密貿易の防止が主目的と言われています。一方で、天后堂は媽祖様を祀ったものです。媽祖様は航海や安産の神様と言われ、民衆広く支持されていた神様です。密貿易防止のために設置された唐人屋敷において、航海の無事を祈る天后堂と聞くと、少し言葉の面白さを感じますね。ちなみに四堂の中で、最も趣深いのはこの天后堂でした。付近には立派な住宅が立ち並んでいて、和中折衷とも言える唐人屋敷跡において、文字通り文化が入り混じった場所と言えます。なお、その天后堂の正面にレンガ仕立ての建物があるのですが、見た目の立派な公衆トイレでした。
本日、コロナ感染防止のため、門が閉まってました。
キレイに整備され、見学しやすくなりました。
ランタンフェスティバルの折、唐人屋敷の遺構の中で有名な四つ、土神堂、天后堂、観音堂、福建会館の四堂を巡ってきました。土神堂に続いて訪れたのがこちら天后堂。凝った造りではありませんが、やはり厳かな雰囲気に満ちていました。
この辺りが本当に長崎って感じ、唐人屋敷跡。
名前 |
旧唐人屋敷天后堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
095-829-1193 |
住所 |
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HP |
http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/190001/192001/p000712.html |
評価 |
3.6 |
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僕は普段シンガポールに住んでいます。そこの中華形寺院と比較するとここは装飾や人気の無さに物足りなさを感じました。