北欧建築の農機具ガレージ。
旧農商務省滝川種羊場機械庫の特徴
昭和初期の農耕馬からトラクターへの進化が見られる展示が魅力です。
北欧のトラス構造の技術が施された屋根が特徴的な施設です。
機械化の発展を解説する展示が充実しており、農具も見応えがあります。
🐑旧農商務省滝川種羊場機械庫🐑松尾ジンギスカンは首都圏にも進出し有名ですが、滝川種羊場はいわばタレに漬け込んだ滝川流ジンギスカンを推薦したいわばルーツ。此方の施設は種羊場の機材の種羊場…いや、収容場ですね。昔はフィアット製エンジンを搭載した外国製トラクターが多かったですから此方にも往年の名機が数台展示されています。規模の大きな北海道東部の農地では農機も巨大なものが必要で、現在でもランボルギーニやジャガー、ジョンディア等の外国製の機械が多く使われていますよね。中でもジョンディア~はよく見かけ、機械造りが得意な日本なのに何故外車?ジョンディア~!なんでや~!と、思われるかもしれませんが、日本国内で巨大な機械が必要な地域は北海道外だと需要が限られて、採算的に開発コストが見合わないからなのでしょう。展示品には比較的小さな機械もあります。「吹き上げカッター」何々、スター式…とな?にしきのあきらか?どんな風に可動していたのか?動いている状態を 明ら かにしたいという興味を覚えました。いったいどんな 吹き上げ方 をしていたのでしょうね。見てみたかったーです。
初めて訪ねた。懐かしさのあまりみいってしまった👏。資料では、旧農商務省の技師が、農業用機械庫を設計する際に、北欧の建築様式を取り入れて、大正中期に建築した、種羊場の代表的な施設とある☺️。基礎部分には自然石を積み、小屋部分は洋風構造の、キングポスト・トラス(屋根の三角形を作る時に、中央に支柱の立っている形式)組で、建物の正面と左右には、下屋が設置されている👏。
昭和初期の農耕馬からトラクターへと、機械化の発展を解説しています。国産、北米製のトラクターや農業機器が展示されており、なかなか興味深いです。
大正中期の羊の飼育試験場にあった農機具倉庫を移築したものだそうです。トラス構造の小屋組みが見どころです。
農具や年代物のトラクターが展示されています。
北欧のトラス構造の技術が取り入れられた、大きな屋根が印象的な農機具ガレージです。大正時代の実物の建物で、滝川市から移設されました。倉庫内には昭和初期のトラクターが展示されています。
名前 |
旧農商務省滝川種羊場機械庫 |
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ジャンル |
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電話番号 |
011-898-2692 |
住所 |
〒004-0007 北海道札幌市厚別区厚別町下野幌 北海道開拓の村 |
HP | |
評価 |
4.3 |
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この建物は農商務省の技師が北欧の建築様式をとり入れて設計した農業機械庫で、大正中期に建築された種羊場の代表的な施設です。 基礎には自然石を積み、小屋組は洋風構造のキングポスト・トラス組で、建物の正面と左右には下屋が設けられています。 ・建築年代 大正10年(1921)(再現建造物) ・旧所在地 滝川市東滝川。