涙を誘う樺太の想い。
氷雪の門 樺太島民慰霊碑の特徴
氷雪の門は樺太への思いを慰めるためのモニュメントです。
毎年8月20日には樺太ゆかりの人々による慰霊祭が行われています。
稚内公園内に位置し、美しい景観が広がる場所に建設されています。
ノシャップ岬の後に訪問しました。急坂を登り景色がいいんだろうなと気楽に行っただけですが、この門の意味を読み日本の歴史、樺太で戦争の時に何が起こったのか新しく知り、勉強になりました。ウクライナで戦争が起きている今、昔の歴史をしっかり覚えておくためにも訪問してよかったと思います。
景色良し。碑文人々はこの地から樺太に渡り、樺太からここへ帰った戦後はその門もかたく鎖されたそれから18年、望郷の念止みがたく樺太で亡くなった多くの同胞の霊を慰めるべく、肉眼で樺太の見えるゆかりの地の丘に、木原豊治郎氏、笹井安一氏の熱意と、全国樺太連盟の賛同、並びに全国からの心あたたまる協力によって、ここに記念碑を造る氷と雪のなかで、きびしく生き抜いた人々を象徴する女人像、望郷の門、霊石を三位一体とする彫刻家本郷新先生の力作がここに出来上がったこの記念碑を氷雪の門と命名した。正式名称「樺太島民慰霊碑」『氷雪の門』は、高さ8mの望郷の門、雪と氷の中で厳しく生き抜き、そして敗戦の失意から再びたくましく立ち上がった人々を象徴する高さ2.4mの女性像からなる。
夜に訪れるとモニュメントがライトアップされてとても目立っている。正面から見るより横から見たほうが臨場感?作品の意思?をより感じる。
戦前、樺太に日本人が住んでいた頃の真岡で終戦後ソビエトが不可侵条約を破り、樺太日本領土に武装侵略。真岡の電話局で勤務していた若い女性9人は最後まで日本人に向けて早く逃げることを伝えていた。そして、最後は自害した。戦後、この事を映画にした「氷雪の門」という映画が作られたがソ連の圧力に負け日本政府は公開を禁止。
稚内公園内にある代表的なモニュメント。異国となった樺太への望郷の念とそこで亡くなった人々を慰めるため昭和38年に建立されました。高さ8mの門の向こうには樺太と稚内市街地を見渡せます。
晴れていれば樺太を見ることができます。
ここから樺太を眺められます。昔日本領だった樺太の歴史と地元の人の思いを感じることが出来ます。この公園内は休憩所もあるし、稚内港が一望できるのでおすすめです。
樺太がこんなに近くに見えるのに…。初めて来てみましたが、稚内市が一望でき良い場所です。百年記念塔に上れば、利尻富士もしっかり見えます。
素晴らしい景観の場所に建つ慰霊・鎮魂のモニュメント。天候に恵まれれば樺太が見える時もあります。
名前 |
氷雪の門 樺太島民慰霊碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0162-23-6235 |
住所 |
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HP |
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/hyousetunomon.html |
評価 |
4.1 |
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かえらぬ樺太への望郷の念と、かの地で没した幾多の同胞の霊を慰めるため、昭和38年8月に建立以来、稚内市では毎年8月20日に、樺太ゆかりの人々による慰霊祭「氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭」を行っています。氷雪の門がある稚内公園からは稚内市街が見下ろせます。