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名前 |
続命院神社[箱崎八幡神社] |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.5 |
続命院神社(箱崎八幡神社)は、JR吉野ヶ里駅の南4.8kmほどのみやき町寄人の続命院(ぞくみょういん)地区の集落の中に鎮座している神社です。続命院公民館が隣接しています。由緒は不詳ですが、松枝区(みやき町東津)の宇佐八幡神社(811年創建)から勧請されて創建されました。御祭神は、応神天皇です。境内にある『黐(モチ)の木』は、樹齢500年以上の巨木です。神社のある「寄人(よりうと)」という地名は、かつてあった肥前佐賀藩の三根郡(みねぐん)寄人村に由来します。明治22年(1889年)寄人村、市武村、東津村が合併して、三川村が発足して、寄人村は消滅しました。明治29年(1896年)三養基郡(みやきぐん)三川村となりました。昭和30年(1955年)三川村、南茂安村が合併して三根村が発足しました。昭和37年(1962年)三根村が町制施行して三根町となりました。平成17年(2005年)三根町、中原町北茂安町が合併してみやき町が発足しました。続明院村は、神埼郡に接し、寄人村に南接していて、地形低湿で堀が多いところです。堀の崖に貝層がみえて、弥生時代の貝塚線に位置することが分かります。弘安4年(1281年)の蒙古合戦勲功地配分状案(竜造寺家文書)に「続命院村」とあります。正応5年(1292年)の「惣田数注文」(河上神社文書)に、「続命院四十三丁七反」とみえ、太宰府続命院(現福岡県筑紫野市の俗明院)の寺領であることが分かります。八幡神社は、全国に約44,000社あり、大分県宇佐市の宇佐神宮を総本社とします。御祭神は武運の神「弓矢八幡」として崇敬を集めた誉田別命(ほんだわけのみこと:応神天皇)です。応神天皇は、皇室の守護神(天照大神に次ぐ)で、出世開運の神ともいわれ、筋肉隆々で逞しく、実存性が高い最古の天皇といわれています。