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名前 |
大泉寺墓地 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.0 |
入り口直ぐ左手の石碑が石柱型の道標。正面に「◻️あき者(は)道」とあり、辛うじて読める。側面には「寛政十二庚申十月吉日」の文字。苔が多く、風化も進んでいる。上辺には、盃状穴あり。その向かいに庚申塔二基。右側は唐破風屋根付型の庚申塔で、宝歴三年銘。左手は駒型の庚申塔で享保年間銘。いずれも不動明王が彫られている。覆堂あり。その隣の覆堂に地蔵尊二基。右手が宝歴年間銘で、左手が享保年間銘。その間に、欠損した板石塔婆を確認。台座の記載から、当地の念仏講が作らせた念仏供養塔と推測される。そのまま墓地を真っ直ぐ進むと物置小屋の裏手に非常に立派な六十六部廻国供養塔がある。材質は緑泥片岩。正徳年間銘。左手下に行者は「柴崎清兵衛」とあり。その左隣に弘法大師と刻まれた石碑あり。天保年間銘。八十八ヶ所巡礼の道標であり、昔はちゃんとしたお寺がここにあったのだなあ、と当時を偲ばせる。