島崎藤村の静かな晩年、無料で体験。
旧島崎藤村邸の特徴
文豪・島崎藤村が晩年を過ごした地で、静かな佇まいが魅力です。
住宅地の中にひっそり佇む古民家で、手入れされた庭が懐かしさを呼び起こします。
入場無料で、丁寧な係の説明があり、歴史を感じる空間を楽しめます。
2024.2.11 初訪。明治・大正・昭和を生きた詩人であり自然主義の小説家・島崎藤村の最晩年の住処である。藤村については学生の頃に2-3の作品を読んだきりでついぞ深く親しむことは無かったが、わたしも人生の路迂で相応の年季も重ねてきたから、この辺りであらためてじっくりと嗜んでみるのも佳いかもしれないと、今回の当屋訪問を機に感じた次第。有難うございました。
最晩年の2年間を過ごしたという。夏の別荘を借りたら気に入って買い、隣の粗末な下男小屋も買い取り、そこを書斎にするつもりだったが脳溢血で死亡したため奥さんがその希望を叶えて古材で家を作り、最近まで親類がお住まいだったとか。今は両方とも町の重要文化財になっている。奥さんに書かせたという明月の書道(複製なのかな?)を掲げて、夫婦仲良く過ごした70年余りの最後の言葉が、涼しい風だねとは。この大磯の地に暮らせたことのありがたさを感じさせる。ただ蚊取り線香はたくさん必要だったろう。
無料で利用できる。狭いが趣があり、小さな庭園もある。隣に藤村死後に夫人が建てた古民家もあるが、公開していない。
島崎藤村の晩年が忍ばれる居住空間に浸れます。藤村愛あふれる解説もすばらしい。藤村が最期に愛でた良い風が感じられました。
もうちょっとここまでの道のりで場所がここであることを大々的にアピールしないと、何となくこのあたり…?と道端での案内やGoogleマップを見てても、通り過ぎちゃいます💦目的地であるこの地に到着しても、入り口のところにしっかりはっきり「旧島崎藤村邸」と書いてないので、他の観光客はみんな通り過ぎてました😰観覧無料である事も入り口の時点でしっかり示していれば、かなり入館者数伸びると思います…もったいない😢私は恥ずかしながら島崎藤村さんについて小学校で習う程度のことしか知らないまま大人になってしまったけど、訪れたことで興味が沸きました🙂きっとここに入れば他にもそういう人がいると思います😊✨
『若菜集』や『破戒』など、日本文学史に輝く作品を残した藤村は、だいたい二十年おきに女性とイベントがある。二十歳そこそこで明治女学校の英語教師になると、いいなづけのいる教え子に恋慕してしまい、教職を捨てて流浪する。四十手前のときには、すでに妻を持つ身でありながら、家事手伝いにきていた姪と不倫関係になり、フランスに逃げる(その経験を小説『新生』に書いて、妙に名を挙げる)。六十近くで、自ら興した初期ウーマンリブの機関誌『処女地』の同人だった女性に求婚して結婚する(それが最後の妻で、藤村の死を看取った静子さん)。というようなことを考えつつ、住宅街の中の小さな庵といってよいこの旧宅を訪ねたのだが、案内の女性が藤村を「先生」と呼ぶので、尊敬しているのだろうなと遠慮が出て、あまり不躾な質問はできなかった。ともあれ、関心のある方は、無料でもあるし、ぜひ。
島崎藤村が最後を迎えた地、大磯の邸宅です。この周辺には大隈重信や伊藤博文などのお歴々の邸宅もあるのですが、それらに比べれば小さな建物ですが、個人的にはとても落ち着ける現実的な素敵なお家だと思いました。 お庭も小さな物ですがそに時々の四季を眺めてみたいと思いました。機会を見つけ又伺います。
無料で見ることが出来ます。一度見たら満足でした。期間限定大磯スタンプラリーの設置場所になってます。
住宅地の中に古民家といっても人が住んでいそうな家そのままがある。スタッフ1名が常駐してるのかな。無料で公開してる。家の中には上がれないが、縁側には腰かけさせてもらえた。縁側からは藤村も見てたであろう木々やコケがむした庭が気持ちを落ち着かせてくれる。ドウダンツツジ、クチナシ。季節的に花は咲いていなかったが、咲いていればまた華やかだったんだろう。ほんの1分もあれば全部観れちゃうほどの小さな庭。だけど他に人がいなかったんで15分位縁側から庭をぼーと眺めてました。
名前 |
旧島崎藤村邸 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0463-61-4100 |
住所 |
|
HP |
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/meguru/pagedate/14423.html |
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ

係のかたがとても丁寧に説明してくださいます。建物の外から、内部を拝見するような感じです。