庚申塔と共に歴史探訪。
庚申塚の特徴
今年の大河ドラマの舞台となった庚申塚で歴史を感じることができる。
宝永元年に建立された庚申塔が静かに佇む場所なんです。
坂道を上がる途中に位置する庚申塔には説明板もあり、見どころが満載です。
緩やかな斜面の路傍、祠に安置されている庚申塔。説明板に、宝永元年(1704)に下仙川村の人達が造立した、と書かれています。周囲は清掃され、造花供えられていました。造立から300年以上経過していますが、今でも大切にされています。
坂道の途中にあります。
宝永元年(1704年)建立の庚申塔。これ以上風化させたくないと、平成17年に地元有志で祠を作り保護したそうです。清掃が行き届いていて愛されていることがわかります。調布市発行の「寺社の石仏」には市内には66基の庚申塔がありこれは22番目に古いものとあります(9/30/2020記)
駒形の月日青面金剛(三猿?)の庚申塔です。供えられた花で下のほうがよく見えませんでした。
近くに説明板があり下のように書かれている。 この庚申塔は、今を遡る三百年程前の宝永元申年(1704年)、武蔵国多摩郡下仙川村宅添の現在地に、村びとによって建立されました。 往時は、60日ごとにめぐってくる庚申の日に、講中の人びとが宿の当番の家に集まって、飲食を共にして眠らずに過ごすという庚申待ちの風習がありました。この民間信仰が、仏教の守護神である青面金剛と結びつき、病魔を払い悪疫を防ぐために村の辻々に塔が建立されたと言い伝えられています。 石塔の正面に青面金剛の姿と三匹の猿が刻まれ、台座に寄進者九名の名前がありますが、風化してはっきり読み取れません。 この希少な石塔を露立するに忍びず、ここに祠を建立し先人の風習を構成に伝承するため、町内各位にご協賛をいただきました。 当地主(浜島和男氏)のご好意ご協力に対し感謝申し上げます。
名前 |
庚申塚 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
3.6 |
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ちょうど今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の12回目が庚申待ちの夜のストーリーでした。この塔は江戸時代のものだけど太古から日本に続く風習がここにもあったんだ。なんかすごいね。