海を渡った職工の伝説。
喜多向稲荷社(染殿池)の特徴
雑草が茂る中に佇む、独特の雰囲気が魅力的です。
昭和43年の文字が刻まれた、歴史のある鳥居があります。
松原神社の斜め向かいに位置する小さなお宮です。
住宅街の中の小さいな稲荷神社。神秘的な雰囲気がぎゅっと詰まってます。
応仁天皇が中国から呼び寄せた機織娘の悲話が伝説として残っています。
由緒書きによると4世紀のころに朝鮮半島から「漢織、呉織(あやはとり 、くれはとり)」という2人の職工の女性がはるばる海を渡ってやってきて、染色の技術を伝えたとのこと。で、このすぐ横にかつてあった染殿池の横の松林で休息したそうな。その際に染め物をした池が染殿池、その横にかつてあった松の木が漢織、呉織の松、と言われていたそうです。当時は朝鮮半島から日本に来るなんて相当な距離を移動したはず。詳しくは写真をごらんください。「あやはとり、くれはとり」で検索していただければすぐに出てきます。実は西宮の隠れた名所の一つ。すぐ隣の松原天神に来たらこちらもぜひ訪問してほしいです。由緒書きがかなり奥まったところにあるのでわかりにくいですが、現在の「津門綾羽町」「津門呉羽町」にその名前が残っています。
たまたま通りかかり入ってみました雑草が茂っており、それがまた雰囲気があります鳥居には昭和43年と書かれていました鳥居は低いところだと165センチ程の高さしかなく少し屈んで歩かないと頭を打ちます物語に出てきそうな雰囲気あるお稲荷様です。
松原神社の斜め向かいにある、小さなお宮です。産業、工場安全、衣食住と商売繁盛の神様だそうです。祠のお隣に染殿池があります。
名前 |
喜多向稲荷社(染殿池) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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阪神西宮駅から御影鳴尾線東進阪神電車高架くぐり北側にある稲荷神社。