秘境の雰囲気漂う、長幡部神社。
長幡部神社の特徴
山の中の静かな環境で、ゆっくりと落ち着いて参拝できる神社です。
里川沿いに鎮座し、鎮守の森の中に点在する摂社が涼しげです。
古代から崇敬されている延喜式内社で、常陸国風土記にも記されています。
御祭神は綺日女命・多弖命。境内の由緒書などによれば,当神社は,常陸国風土記には「長幡部(ながはたべ)之社」とある。瓊瓊杵尊による天孫降臨の際,尊の御服を織るため祭神・綺日女命がお供して筑紫国日向に降り立ち,後に美濃へ至った。崇神天皇の御代に,子孫にして長幡部氏の遠祖・多弖命が美濃より当地へ遷し,機殿を造って長幡を織った。その服は,強兵・利剱も裁ち断ることを得ないほどの強靱で,倭文織よりも美しいことから神調として奉られた。長幡とは,[あしぎぬ]の名であり,織り作る人を長幡部という。このように,御祭神の子孫がその遠祖を祀ったのが当社である。神社名は,中世以降に「小幡足明神」その後「駒形明神」と変わった。康平年間(1058-1065)には当社で戦勝を祈願にた源頼義が奥州征伐の凱旋の帰路に立ち寄り,鹿島・三島・神明・ 若宮八幡の四所を祭り「四所明神」としたが,四所明神盛大になって社号を失い「鹿島明神」とのみ称えるようになった。延享年間(1744-1748)には故老の口碑に依って旧社号に復活した。神階は明応十年(1501)に正三位,延喜式内久慈郡七座の一にして常陸二十八社の一であり,式内小社である。斯くて,当神社は,関東に広がる?織物の原点の御社であり,機業の祖神と仰がれる。写真の参道入り口の石碑を見て,バイクでトコトコ進んだのですが・・・ん。どこが進入路なのでしょうか?結局,西から南・東・北と回って神社横の砂利の空き地に到着。車ならは正しい順路でしょうが,よし。本来の参道を歩き直しよう鳥居から逆方向へ下ることにしましたが,これが凄い。いや素晴らしい。狭い切り通しの通路を進んでいくと,この先はどこか異世界へ通じているような感に打たれます。結局,例の参道入り口の石碑(三叉路の道路以外にもう一本狭い路地がありました)にたどり着くのですが,これは皆さんにも是非お勧めしたいと思います。なお万一,神世の時代へタイムワープしてしまっても責任は負いかねますので,自己責任でお願いします。幡山古墳群の中に鎮座し,本殿は壮麗で,よく整備された境内は数多くの境内社があり,なんと長幡部神社郷土資料館(古びてはおりましたが)までありました。鍵がしまっており中には入れませんが,窓から展示物(機織り機や神輿とかです)をのぞくことが出来ます。タイムワープはともかく,是非とも参拝されるべき神社であると断言します。
神社下の市道近くには駐車場がなく、近くの方に聞いて神社裏から入りました。裏から入るも良く見てないと通り過ぎてしまいます。気をつけてください。近くに民家はあるものの静かな佇まいで参拝できました。
切通しを進んで神社です。駐車場はないので車は公民館の駐車場に止めさせていただきました。『常陸国風土記』に記される長幡部一族の祖神御祭神綺日女命 (かむはたひめのみこと)多弖命 (たてのみこと)「長幡」とは絹織物の一種・絁(あしぎぬ)を指す言葉で、「長幡部」とはそれを織る技術者集団を言うらしいです。
山の中にある神社です。ちょっとわかりづらい所にありました。夏場なので蚊がすごかったので虫除けスプレーがあるといいかな。
近くには住宅はあるが静かでゆっくり落ち着いて見れる神社。参拝客は少ないのでゆっくり見れる。御朱印はスタンプなので御朱印帳を忘れずに!
里川沿いに鎮座する式内社。創建不明だが由緒板によると、常陸風土記に記されている由緒深き古社との事です。境内には沢山の摂末社が祀られていて、資料館もあります。この近辺は天志良波神社や薩都神社等、式内社がまとまっているので、一緒に参拝できるのが嬉しいですね。(^○^)
裏参道から入ると、鎮守の森の中に涼しそうに摂社が点在していました。昔、この神社内で機織りをしていて、その機織り機も残されていました。伝統のある式内社です。2022.5.5 参拝。
古代からある神社。織物を織っていた職能集団がこのあたりにいたようだ。静神社も本来は織物の神様なのだが、向こうよりもずっと規模は小さく、祖霊を祀るという意味合いが大きいのだろう。社殿はそこそこ立派で、比較的管理されている様子だった。山塊の突端から平野部を眺める位置にあり、如何にも古い神社という感じ。本来の参道は急峻で、岩にはコケが生え、かなり雰囲気がある。裏参道には駐車スペースがある。裏参道付近は山ながら今は人が住んでいるが、もともとは神社の森だったように思える。
ながはたべじんじゃ。御朱印は若宮八幡宮でいただきました。
名前 |
長幡部神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
https://ibarakikuji.com/hitatiota/hitatiota_ota/31_nagahatabe.html |
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ

日本の神話の神ニニギノミコトが天降る時、御服を織る女神として一緒に天降り、筑紫・日向から、美濃・関ヶ原を経て久慈へ同行した「かむはたひめ」がまつられています。糸を用いてアート作品を作るコロンビア人アーティストが教えてくれた。 静寂で美しい森とお社でした。