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梅宮神社まとめてみる。南にある中野城跡の城主の墓があったと云われる場所である。小高い丘の上に数多くの塚があったというが、昭和の頃にうめられてしまったという。13坊塚という地名が残っている事から、塚は大将塚であったのではないかといわれている。明治42年（1909年）に“中野村千原田“にある“長良神社“に中野村内の神社が合祀された、という記録がのこる。私は考える。昭和の頃に、中野村で霊的な意味を持つこの地を整地して、明治の頃に合祀されて残った祠を、此の地に集めたのではないかと。別側面から私は考える。数多くの祠を置くことによって、“中野藤内左衛門一党“の霊を今も鎮めているのではないかと。合祀され100年以上たった今でも祠は大切に保管、管理されている。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿明治43年に中野村の神社は、長良神社に合祀された。明治の頃に合祀され、昭和の頃に此の地に祠が移転して来たのではないだろうか、と 私は考える。合祀された神社の名称の中に、梅宮神社、神明宮、宝登山神社、富士嶽神社の名前が見る❷【参考 群馬県邑楽郡誌 大正6年】長良神社（中野村_字_千原田）の項に下記の事が記されている。明治43年3月26日中野村にある天満宮 道祖神社 八幡神社 六神社 熊野神社 諏訪神社 “神明宮” ”富士獄神社” “梅宮神社” “寶登山神社” 八坂神社 菅原神社 愛宕神社 稲荷神社 大山祇神社 富士獄神社 阿夫利神社 食行身禄社 稲荷神社 愛宕神社 浅間神社 神明宮 富士獄神社 道祖神社 二柱神社 竃神社 琴平宮 尾鑿神社（おざく） 菅原神社 稲荷厳島神社 八福宮 菅原社 雷電神社 稲荷神社 天満宮 稲荷神社 白山神社 琴平宮を合祀せり。とある。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿もともとこの場所は、中野城の城主とその家臣の大将塚ではないかと云われる場所であった。昭和の頃に埋め立てられて、塚は無くなったと云われる。❶【参考 中世の邑楽町 1977年】地元の方の記録によると・・・中野藤内左衛門の墓は神光寺の北1831番地（梅の宮神社のある場所）に約600坪の小高い丘があったが、そこが墓所であり、頂上の供養塔に刻まれた“藤内左衛門景春”の文字があったという。地元の人の話によると・・・昭和28年に数多くの墓石が丘の上にあったが、それらは整地の時に埋められてしまったという。[13坊塚]藤内左衛門の石塔は今に残る13坊塚という地名から、大将塚であったのではないかと言われている。13塚というのは、中央の大将塚を囲んで、12人の家臣団、又は奥方や侍女が葬られているのがふつうである。一般に不運な最後をとげた場合に、このように祀られることが多いと云われている。