源義綱創建、磯出祭が魅力!
諏訪神社の特徴
御祭神には建御名方神と八坂刀売神が祀られています。
治暦元年に創建された貴重な神社です。
72年に一度の大祭礼磯出が魅力的です。
治暦元年(1065)八幡太郎義家の弟、源義綱(賀茂次郎)が創建。ご祭神は諏訪大社から勧請した建御名方命と八坂富命。由緒板によると、文治5年(1189)に源頼朝が拝殿を造営したとあり、また佐竹氏と深い繋がりがあったとも記されていました。だからなのでしょう、拝殿の鬼瓦には佐竹氏の家紋がしっかりと残されていました。(^o^)
72年に一度開催される「東西の金砂神社」の大祭礼の「磯出」と呼ばれる大行列が神社前を通ります。(次回の大祭礼は2075年だそうです)此処を皮切りにして、久慈川流域 ( 茨城県内 )の「諏訪神社」10社を訪ねてみました。①茨城県常陸太田市三才町464番1②茨城県常陸太田市新宿町1448番③茨城県常陸太田市中野町536番④茨城県常陸大宮市若林1030番(諏訪見目神社)⑤茨城県常陸大宮市野上774番⑥茨城県常陸大宮市西野内1170番⑦茨城県久慈郡大子町西金249番⑧茨城県久慈郡大子町小生瀬2848番⑨茨城県久慈郡大子町袋田1338番⑩茨城県久慈郡大子町久野瀬220番。
珍しく加茂次郎の創建?したと言う神社。
名前 |
諏訪神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
https://ibarakikuji.com/hitatiota/hitatiota_ota/24_suwa.html |
評価 |
3.1 |
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御祭神は建御名方神・八坂刀売神。創建は治歴元(1065)年で,加茂次郎義綱(源義綱)によるもの。前九年の役の源頼義と其の子義家・義綱兄弟による奥州征伐(1052年)の際,義綱は途中方凶を避けるため当地に三年留まり諏訪大社から二柱の祭神を勧請し武運長久を祈願したと云う。ちなみに,地名の三才の由来は,義綱がこの地に三年留まったことからである。佐竹氏初代昌義が常州佐竹庄に住し(1131年)て以降は佐竹氏の氏神となり,社紋は佐竹氏から奉じられた軍扇の家紋となったが,時勢の移ろいと共に社領は縮小し,幾度の遷宮を経て現代に至る。ここで,悲劇の加茂次郎義綱の名前が出てくるとは思いませんでした。ちなみに,その後は弟の新羅三郎義光の子孫の佐竹氏がここを本拠として繁栄していくこととなります。諏訪神社は,国道293号沿い,里川にかかる橋の西側に鎮座していらっしゃり,常陸太田市内の神社は概してそうであるように,ここも素晴らしいの一言です。整備された社殿や掃き清められた境内は,氏子の方々と神社の距離の近さを物語ります。(2018.11記)