名前 |
穴薬師古墳 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
冬枯れて丸裸のはずなのに、幹の大部分が一筋縄では行かないキズタに絡み付かれて、厚い緑の衣を纏っている。一見して息苦しくなるような、むず痒くなるような光景だが、大物のケヤキは太い根元に大きな石を咥え込んだ挙げ句に、幹に出来た大きなウロを薬師如来の石祠に間借しさせたりして、日々是好日とばかりに素知らぬフリをしている。いや、散々悪戦苦闘してもはや諦観しているのかも…。