国道204号線の紅葉と苔。
淀姫神社の特徴
紅葉と苔が美しい、自然の景色が楽しめる神社です。
国道204号線沿い、カブトガニの館の向かいに位置しています。
小高い丘の上からの眺望が素晴らしく、訪れる価値があります。
登るとカブトガニの魚拓?みたいなマークが見れるよ。
国道204号線を挟み、カブトガニの館の向かいに坐す小社。何故か佐賀県内に多い淀姫神社の一つで、コンクリートのミニチュアな拝殿と小さな石祠が立つばかり、見たところ大した歴史でもなさそう。と思っていたら、説明を読んで驚く。淀姫神社 御祭神は與止日女神で海の神様。神社の建立年代は不明だが、神功皇后三韓征伐の際当地に御寄港ありし時、船を止めて玄海を臨み海上安全を祈念して勧請されたものという伝えが残っている。ご由緒が唐津神社のそれとほぼ同じではないか。唐津並みの要所だった訳だ。それが今では忘れられ、放置状態なのは、何があったのか。目の前の伊万里湾には昔、元寇が来て、鷹島を占拠したことがあるから、ろくな目に遭わなかったのはわかるが。拝殿の御神紋は、波に宝珠。波の形が何だかカブトガニを思わせるのは、偶然だと思うが。淀姫様は正体不明、たぶん川上神社の神で、與止日女とも豊姫ともいい、神功皇后の妹あるいは豊玉姫とも。肥前國風土記では「此の川上に石神有り。名を曰く世田姫、海神」という。赤司八幡宮の神も與止比咩命・止譽比咩命といい、神功皇后と共に祀り、豊比咩社を称した。その豊比咩社が香春町にも坐すのは、偶然ではあるまい。どうやら淀姫とは豊国の姫のことで、神功皇后も結婚するまでは豊姫だった訳だ。その後継者を代々、豊姫と呼んだのなら、「神功皇后の妹」および神功皇后その人の活動範囲がやたら広いのも無理はない。
国道沿いの小高い丘の上にある神社。拝殿がちょっと変わった造りをしています。本殿は石の祠で、與止日女様の石像が祀られていました。由緒書に拠ると神功皇后が建立したそうで、かなり歴史がありそうです。この近辺では他にも北の方にもう一つ淀姫神社、武内宿禰を祀っていると思われる黒男神社もあり、神功皇后に縁の深い土地だなと思いました。
名前 |
淀姫神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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紅葉と苔が綺麗でした。日曜日に行きましたが、誰もおらず、静かでおごそかな雰囲気でした🌳