昭和初期の風景、山本稲荷神社。
山本稲荷神祠の特徴
山本稲荷神社の由緒には山本道照と記載があり、歴史的価値があります。
昭和初期の地図によると、神社周辺の昔の状況が伺えます。
旗本山本与次佐衛門に関連する神社で、興味深い背景があります。
こちらの由緒には山本道照と書かれている人物、おそらく旗本山本与次佐衛門かと思われます。船橋4丁目4番地付近に陣屋を構え宝性寺、神明社を建立するとともに鬼門除けに山本稲荷を建てたということです。
昭和初期の地図をみると、まだ船橋交番の方に延びる道路が完成していないかつてのこの近辺の状況が、よくわかります。そのころは、社殿が東の方角を向いて建てられていました。現況の形に道路が拡幅され、水道道路へ入るバイパスの役割を担うようになって、北向きのお稲荷さんになりました。
名前 |
山本稲荷神祠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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山本稲荷神社。御祭神は豊宇気毘売命。この地にあった陣屋の鬼門除け稲荷宮として創建されたもの。神社というより祠。